<はじめに> 恒例行事といいますかなんと言いますか、二週連続で参加したのだから(一回目のレポートはないです。二回目はこちら)、三週連続で参加してもいいよね、ということでショップバトルに参加。 やっぱりルールはスイスドロー方式なので、ちゃんと勝っていけば上の席にいけるし、勝てないといつもの席に落ち着く。 しかも今回は第13弾が出たばかり。 メタゲームが混沌としている今、果たしてどんなことになるのでしょうか……? <デッキ> これまでずっと、【2コストビート】を使ってきたのだけれども、そろそろ新しいデッキを組んでみても良いと思った。 【2コストビート】は楽しいけれども、まあ、変化も大事ということで、あと、あっと驚くような感じで。 それと、なんか13弾で速攻系デッキメタが増えたので、だったらちょっと変えてみようかな、と。 そして選んだのが、【ペンタンビート】である。 レシピはこちら。 ……うおおおおい、やっちまったよ! 《超皇帝ジークペンタン・ノヴァ》3枚積みの超低速ビートダウンデッキだよ! こんなん勝てるわけ無いよ! いいえ、勝てるんです。実は。 《超皇帝ジークペンタン・ノヴァ》と言えば、召喚時の派手な「ペンタン」召喚効果と、謎の連続攻撃ばかりに目が行くけれども、大事なのはそこではなく、「簡単に出せる」「サポートの多い」「ダブルシンボル」ということである。 おまけに転召持ち。これがデメリットではなく実に効果的に働くこともあるとかないとか。 まあ、それについてはこちらのコラムをご参照ください。 ……と言うのもちょっと不親切かな。 どういうことか。 《超皇帝ジークペンタン・ノヴァ》は思ったよりも出しやすい。 《皇子ペンタン》《女帝ペンプレス》《ペンタン帝国》とサポートは数多く存在する。 本家の《超新星龍ジークヴルム・ノヴァ》にも、《極龍帝ジーク・ソル・フリード》というサポートが存在するけれども、それに勝るとも劣らない数の召喚サポート。 だから、結構軽いコストで召喚できる。その上ダブルシンボルなのだからそれ以上は求めない。 転召も、歌鳥ならなんでもいい。それってすごく楽。 その転召も、《天の城門》の前では強力なメリットになる。 《天の城門》は恒久的な《インビジブルクローク》みたいなもの。まあ、一回か二回殴ればいいんだけどね。 ……とまでは、理想論。 果たしてそんなに上手くいくんですかね。 赤コンに焼かれて終わりじゃね? さてさて? <戦績> ルールは前と同じく、スイスドロー方式の4回戦。 ◇1戦目:【緑白】 ☓ 相手の初手がいきなり13弾カードの《キグナ・スワンMk-II》! そして《ダンデラビット》や《イグア・バギー》を早い段階で展開してボコボコ殴ってくる。 対するこちらは、《天の城門》を張り、《マカロニペンタン》《森の妖精ペンタン》などで布陣を作る。 そして、《郵便ペンタン》に《シユウ》ブレイヴ。一回殴り、相手のライフを3にして、相手のターン。 すると相手は賭けに出たのか、捨て身のアタック戦術。《天の城門》が成功すればこちらの勝ちか……と思われたが、オープンしたカードは《シユウ》! 《トライアングルトラップ》を上手いタイミングで使われ、こちら全疲労状態で止めの一撃を食らう。 こちらも手札に《トライアングルトラップ》を抱えながらの憤死。読みと駆け引きで負けた。惜しい、惜しすぎる。 帰ってから気付いのたのだが、《キグナ・スワンMk-II》がいると《シユウ》の効果を使えないようだ。 気を付けないと。 ◇2戦目:【超新星龍ジークヴルム・ノヴァ入り赤コントロール】 ☓ 事故った相手に対し、こちらも《イワトビペンタン》や《女帝ペンプレス》などなど微妙な手札。 押し切らなければならないところで、空の場から出てきた《騎士王蛇ペンドラゴン》が2ターン連続で刺さり、《アクゥイラム》にブレイブされてフルボッコ。 頼みのネクサスも、《砲凰竜フェニック・キャノン》で焼かれたら仕方ない。ボロボロの手札と場の中で、最後に《超新星龍ジークヴルム・ノヴァ》が降臨なされて敗北。 ◇3戦目【緑単神速】 ☓ このままズルズルといってしまうのか、と望んだ三戦目。 手札は最悪の《超皇帝ジークペンタン・ノヴァ》《超皇帝ジークペンタン・ノヴァ》《勇者フェニックスペンタン》《コーラスバード》! そして引いたカードは《ペンタン帝国》! それすらも、ネクサス破壊され、あとはボコボコ殴られる。 相手もエラく事故っていたみたいで、《ダンデラビット》が1ターン目に出たにもかかわらず、次のターンスピリットが出なかったりだったけど、こちらの手札はもっと悪い。 結局、何も出来ないままに敗北。相手にも申し訳なさ過ぎた。 ◇4戦目【殻人ビート】 ◯ さて、最下位を決定しようか、と、先週と全く同じ相手。 最終戦になって、驚くほどにこちらの手札がぶん回る。 軽いペンタンから《女帝ペンプレス》が出てきて、《イワトビペンタン》《マカロニペンタン》でがっちり場を固めながら、ちびちびとライフを削る。 そしてラストターンは《皇子ペンタン》からの《超皇帝ジークペンタン・ノヴァ》! 場には《天の城門》! 相手がたとえ疲労系マジックを持っていても関係ない。《シユウ》をブレイヴした《超皇帝ジークペンタン・ノヴァ》が、《天の城門》のサポートも受けながらアタック。 《大樹茂る天守閣》から何が出てきても怖くはなく。3点削って勝利。 【結果】 1勝3敗 ☓☓☓◯ <おわりに> 結果はボロボロ。 でも、フリーバトルをやってみたところ、結構勝っちゃう不思議なデッキ。 一番大事なのは、《シユウ》を早い段階でブレイヴ出来るか。ぶっちゃけ、《シユウ》が強い。 とはいえ、やはりいきなり出てくるダブルシンボルは相手も計算が狂うようで、それによって勝った勝負も何度か。 赤コントロールと戦っても、《ペンタン帝国》のおかげで後続が出てきたりと、いい感じで戦えたりしたんだよね……。 問題は事故率の高さか。 もっと改良が必要ですな。 |