2011年 12月
徒然日記

12月 31日 (土) 今年も終わるのですね

 色々あったけれども、今年もあと数時間で終わってしまうわけで、長い一年だったなぁ、としみじみと思うのだ。
 今年はもう先の日記で一年の振り返りを行なってしまったのだけれども、改めて大変な一年だったなぁ、と感じるものがある。

 もちろん、誰にとっても今年は大変な年だったと思うし、誰もが思うところはあるよね。
 本当に本当にお疲れ様でした。


 しんみり。


 出向して、仙台に行って、大震災に巻き込まれて、今年の大イベントはそれに尽きる。
 どうしても振り返るとそればかり思い返されてしまうのだが、本当に色々あった気がするよ。

 反省もたくさんあるし、もっともっと頑張らなきゃいけないし、今年一年で学んだことが身についているわけでもないし、まだまだまだまだ上昇していかないといけないのだが……まあ、いいか。

 さて。


 ◇ ◇ ◇


 冬コミに参加してきたよ!

 今回は、今回も?
 知り合い(と呼ぶには恐れ多い方々ばかりだが)のサークルを回って来た!

 吉村さんのTRPGリプレイ本に、今野夫妻のサークルでイラスト集をはじめ、イベントでお世話になった方々のところで同人誌を購入。
 マリオカートでは、たくさん甲羅をぶつけぶつけられました。そんな方々ですな。
 素敵な同人誌をありがとう、とこの場で伝えさせて頂きます。
 お正月、楽しみます。


 もう何年言い続けているかわからないけど、サークル参加したい。
 〇〇たい、じゃ駄目かな。


 ◇ ◇ ◇


 この「くらげいずむ」を見て下さった方々すべてに感謝しています。
 今年は鬱々とした日記が多くて申し訳なかったなぁ……と反省。来年は、もうちょっと前向きに生きていきたいと思うので、よろしくお願いします。

 ありがとうございました。
12月 26日 (月) いいわけがない

 今日の仙台はとても寒く、寒く、寒い。


 新人がやってきた。
 僕と同じように、東京から出向ではるばる仙台へ。

 早くも頑張っているようで、電話にもバンバン出ているのを見て、僕とはぜんぜん違うなーなんて思った。
 僕なんて、東北に来てから一週間ぐらい電話に出られなかったしね。

 すげーなー、負けないようにしないとなー。

 ……勝ち負けとか無いけど、何かと比較されてしまう世界なんだよね、これが。
 レフェリーの数だけ曖昧なものさしがあって、それで測られてしまうのだからたまったものじゃないさ。


 ◇ ◇ ◇


 今年は例年にも増して音楽を聴いた年だと思う。
 社内で仲良くして下さった人の趣味が音楽鑑賞(フェスとかそっちの方面の)ということもあって、今までで一番音楽を聴いたんじゃないかなって思う。
 主にロックだけど。

 そんなわけで、今年影響を受けた音楽をちょっとまとめてみる。

 COSMONAUT/BUMP OF CHICKEN
 今年はこのアルバムで始まったような。BUMPの数年ぶりのアルバムということでヘビーローテーション。
 最初から最後まで名曲がズラリ。前のように自分自身について叫び続ける藤原基央ではなく、誰かのための歌が揃っていて、聴かせる曲が多かった。
 それでもBUMPっぽさは失われず。「R.I.P」「宇宙飛行士への手紙」のような先行シングルも、「HAPPY」「66号線」「セントエルモの火」の三連続も、全てが素晴らしかった。

 絶体絶命/RADWIMPS
 どれだけ聴いたかしらってぐらいに、ひたすら聴き続けた。
 大人しめな前のアルバムに対し、こっちは荒っぽさ全開で自分探しを続けるという感じのアルバム。
 全ての曲が好きになれるアルバムってのはなかなか無いかも。
 とにかく「狭心症」が好き。野田さんの叫びがたまらない。共感性も半端ない。これは僕の場合だが。

 Alice in wonderword/古川本舗
 ニコニコ動画でVocaloid楽曲を発表していた古川Pこと古川本舗のアルバム。
 ポストロックやエレクトロニカというジャンルに分類されるらしいけれども、よくわからない。ただ言えるのは、ひたすら耳が幸せになるということで。
 気がつけば聴きたくなるような、そんな魔力が込められていたと思う。

 C'mon/B'z
 表題曲「C'mon」と「さよなら傷だらけの日々よ」を聴き終えたらやりきった感が溢れてしまうようなアルバムだったけれども、その二曲が本当に名曲。
 いや、他の曲ももちろんいいんだけど、最初にパワーがありすぎてなんとやら。
 ライブでは、最初に「さよなら傷だらけの日々よ」最後に「C'mon」を演奏して、マジ鳥肌モノだった。
 「C'mon」の歌詞が本当に素敵。本当に、本当に。

 Who's Next/The Who
 聴いていなくてすみませんでしたシリーズ第一弾。
 ベースを弾いているのにこのバンドを聴かなかったのはある意味恥だったと思う。
 リズム隊が有名なバンドを聴こう! と思い立って手に取ったのがこれ。
 そうしたらドラムのキース・ムーンに惚れ、ベースのジョン・エントウィッスルに多大なる影響を受けるという、そんなにわかっぷりを発揮するまでに至ったり。
 一曲目「Baba O'Riley」のイントロの時点でもうあかんねん、引き込まれるねん。気付いたら全部聴いてんねん。

 Californication/Red Hot Chili Peppers
 聴いていなくてすみませんでしたシリーズ第二弾。
 ベースを探しに楽器屋巡りしていた際、お店の人がこのアルバムに収録されている「Around The World」という曲のイントロをやったがために、影響を受けて新ベースを買うことになってしまった。
 さらには無謀にもスコアブックを買うにも至ってしまった。もっと言えばこのアルバムに惚れ込んだせいで、中二病が発症。
 以後レッチリをひたすら聴く毎日に。恐るべしレッチリ。恐るべしフリー。
 ちなみにこのアルバムも外れがない。一曲もない。全てが名曲。

 Quadrophenia/The Who
 邦題は四重人格。
 コンセプトアルバムなのだが、その一曲一曲の完成度が高すぎて、ひたすら聴きこむことに。
 相変わらずキース・ムーンとジョン・エントウィッスルに惚れすぎてあかん。マジあかんて。

 Stadium Arcadium/Red Hot Chili Peppers
 「Dani California」中毒。


 ……とまあ、最後は適当だったけれども、今年主に聴いたのはこんな具合。
 Thee Michelle Gun Elephant、the pillows、サカナクション、世界の終わり、ONE OK ROCK、Iron Maiden……等々、他にもヘビーにローテーションしたアーティストはあるけれども、上に挙げたアルバムは本当にハマった。

 なお、Thee Michelle Gun Elephantは、初めて聴いたのだがこのバンドに関してはもうなんというか全力ですげぇと思った。
 音楽良くわからないけど、ロックってこういうのなんだろうなって感じる。
 何がすげぇってメンバー全員がすげぇ。なんなのかしらね、このパワー。解散してから知るという悲しさよ。
 そして、ギターのアベフトシが亡くなった後に知る悲しさよ。

 

 まあ、色々な人の影響あって聴くことになったんだけど、こんなギターの音を鳴らしてこんな声で歌うバンドが日本にいたのねって。
 中二病には危険。危険だから弾薬投下しないで。

 最近、四方から投下されるんだけどね。
 ありがたい限りだよね。
 自分の知らない世界がどんどん広がるという。
12月 25日 (日) 特に何かをするでもなし

 この三日間、部屋にこもってベース弾くか忍道2やるか寝ているかだけだった!
 いいのかこれで、いいのか?

 ベースも曲を弾くと言うより、基礎練習をひたすらに繰り返しているだけで、これで効果があるのかわからないけれど、指は動くようになったよ。
 もうすぐベース歴4年になるのに、まだまだ下手くそだし、それなりに弾けるようにはなっておきたいと思うのだよ……。
 ぶっちゃけ、過去の3年間より今年の3ヶ月の方が成果があった気がするしさ。


 ◇ ◇ ◇


 今年も終わってしまうことだし、ここ数年の恒例ということで今年の振り返りでもしておこうかしら。
 え、全然期待していない? まあまあ。


 1月
 「モンスターハンターP3rd」をやりながら、営業に明け暮れる日々。
 OJTの先輩が高い要求をしてくるので、それに応えなくてはと努力努力。
 本もたくさん読み、自分を高めるということに専念した、そんな月だった。創作に対する意欲も高く、とても輝いていた。
 輝いていたのです……。


 2月
 辞令交付に向けて緊張感が高まる中、ひたすらに営業のお勉強。
 先輩からの卒業試験もあったりと、緊張ばかりしていた気がする。
 創作関連では「電愛」執筆。今から振り返っても最低の作品だったと思う。なんなんだろうねあれは。
 でも、「電愛」を公開したことで、得たものも大きい。皆さんに感謝しています。


 3月
 まさかの仙台出向決定。
 初めての一人暮らしということで気合も入るし、そんなこと僕出来るのか? と不安も高まる高まる……。
 そして仙台での業務開始……その矢先、引越し6日目にしてあの東日本大震災発生。人生で初めて死を覚悟する。

 それからの生活は大変。
 ライフライン全ストップの食料が手に入らないという状況を現代日本で経験。未曽有の事態に結局目の前のことに挑むしか無かったという。
 合計10tの水を運んだり、ひたすらに安否確認を行ったり……辛かった、実に辛かった。
 RADWIMPSのアルバム「絶体絶命」をただひたすら聴いていた。

 気が付いたら、一人暮らしが出来るようになっていた。
 TwitterとSkypeには本当に助けられた。


 4月
 相変わらずガスは復旧せず。よってお風呂に入れないというう状況が一ヶ月以上続く。
 ネットも繋がらないし、それはそれでそういうものなのだと思い始めていた頃、4月7日の最大余震による仙台大停電を経験。
 今度は家の中で、やはり死を覚悟したという。

 ネットとガスが繋がり、普通の生活が出来るようになったのは4月中旬。
 巷で噂になっていた「魔法少女まどか☆マギカ」を一気に観て、影響を受ける。


 5月
 小説執筆の日々。長編「ルインの種」を修正。それと同時に、長編執筆開始。現在停止中。
 会社では新人の僕に与える仕事が無いとかで、ほとんど仕事が無い状況……それはそれでとても辛かった。実に。
 サーバーを移設。「海月主義〜kurageism〜」から「くらげいずむ」へとサイト名変更ですぞ!


 6月
 仕事で被災地を巡った。
 石巻・気仙沼・女川・牡鹿半島……どこもかしこも凄惨な様子で、リアルを目の前にして言葉も出なかった。

 「マトリックス」三部作を一気見したり、資料を漁ったりと、何かをつかもうともがいたけれども空回りする一方で、なかなか小説が執筆できない状況へ。
 もがきにもがいて短編「猫とコンパス」が完成。が、封印。公開できる作品ではなかった。


 7月
 バトルスピリッツの大会に参加したことを契機に、新コーナーを開設してみた。
 日記も毎日更新していたし、その辺、やる気は十分。
 仕事においても担務が加わり充実。
 あとは長編ファンタジー小説の構想を練り続けていたけれども……。


 8月
 夏休みがあったので、それを利用して鬼首に行ってみたり鳴子に行ってみたり松島に行ってみたり青葉城に行ってみたりと宮城県を満喫。
 太平洋方面には出かけられなかったものの、宮城の自然を十分に楽しんだ。
 バトルスピリッツのショップバトルに出場したりと、遊びの面で充実した一ヶ月。もちろん仕事も。


 9月
 夏休みを満喫した反動か、もしくは孤独感からか、やりたいことが出来ないと思い悩んだ。
 何か作ろうにも何も書けずインスピレーションも湧かずすごく空回り。
 バトルスピリッツの大会も日程が変更となり、社会人では出られなくなり、触れることもなくなる。
 結局、何をするでもなく、DS-10とMIDIキーボードをピコピコと触っていた。


 10月
 このままではいけないと思い、一回全てをゼロにしてみようと思い立った。
 短編小説「猫とコンパス」を公開し、小説執筆を辞めることにした。
 それから、バトルスピリッツも買わないことにした。
 イマイチ使い勝手の悪かった5弦ベースも手放した……けれども、一番やっていて楽しかったのがベースだったので楽器屋を探しまわって購入。
 これだ、という一本に出会えたのがとても大きかった。恐ろしいほど手に馴染んで、恐ろしいほど好きな音が出た。


 11月
 ただひたすら音楽聴いてベース弾いて、それからネタ帳にたくさんのことを書きなぐったり。
 いわゆる超中二病状態。
 BUMPのライブチケットを当てたり、スピッツのライブチケットを当てたり、B'zのライブに行ったりと音楽面ではすげー充実していた気がする。
 まあ、BUMPもスピッツも仕事で行けなくなるのだが。それは後の話。


 12月
 接待に度重なる東京出張で割と修羅場。ストレスも多くのしかかって、心身ともに本当に辛い月だった。
 体調を崩さなかったのはもはや奇跡だと思う。
 調子の波が激しすぎて、仕事に対して色々と考えさせられた。多分、ターニングポイント。
 ネタ帳をフル活用。もうひたすら喫茶店で色々と書き殴るなどなど。


 ……とまあ、振り返ればこんなことになるのか。
 僕の人生の中で最も激動の一年だった気がする。
 変化の時、とでも言うのでしょうかね。

 多分、将来どうなっていくかが、今年と来年にかかっている気がするのだ。
 気楽に生きていたいけれども、遊んでいられる日々は終わったのだと、なんとなく実感した。


 将来自分はどうなるのか。
 その展望が見えなくて今は手探りで模索していくしか無く、上ばかり見ないで目の前の段差を一つずつ越えていくのがベターなのではないかと、自分の中では結論が出ている。
 もちろん自分一人だけでは無理なので、周りの人たちに助けてもらわないとやっていられないのだが……。

 助けを求めるってのも、大事なことのような気がする。
 むしろ、僕には人に助けを求めるということが不足しているしね。


 まあとにかく、来年が勝負の一年。
 待っていろ2013年4月。その時が本当に勝負。

 ……うわ、来年には25歳か。
12月 24日 (土) 三連休は、なにをするでもなし

 (´・ω・`)ノ やあ。

 浅葱つくみです。


 クリスマスイブだね!

 

 メリィィィクリスマァァァァァス!


 ◇ ◇ ◇


 一昨日は忘年会で、もう今年一年も終わるのだなぁ……なんてことをしみじみしみじみと感じてしまいました。
 せっかくなので部署内の人たちと合同で年末ジャンボ宝くじなんてものも初めて買ってみたよ。

 12月入ってから4回国分町に行っているのだが、渋谷や新宿とは違った雰囲気で、嫌いじゃないけれども好きにもなれなさそうな街だったりする。
 基本的にざわざわしすぎているのは好きじゃないかな。

 と思ったけれども、連れて行ってもらったあるバーの雰囲気とお酒の値段の安さには惹かれるものがあった。
 そこに行けば誰かしらがいるっていう空間が欲しいと思った。
 大学時代の部室のように暖かい空間ね。


 ◇ ◇ ◇


 先日、東京出張の際に懇親会が行われて、本社支社各地より色々な人達が集まったわけなのだけれども、その時初めて新入社員(と呼んでいいのかな)と会うことができた。
 H23年度入社の、いわゆる後輩ってやつだ。

 そしてどうやら僕の噂は白河の関を越えて東京にまで轟いているようで、初対面なのに苗字を呼んで挨拶されたので驚いていたら、胸に名札をつけていたことに気付いた。

 それはともかくとして後輩だよ後輩!
 話してみたらめっちゃカワイイ。ちゃらいなコイツってのもたくさんいたけれども、まだまだフレッシュ。いいね。

 痛車乗りの後輩とも話すことに成功。
 一目見た瞬間に、「あ、こいつだ」と思うほどオーラが出ていたので話しかけたらその通りだった。
 それと同時に「浅葱さんもこっち系の人だと思いました^^」とのこと。あれれ、僕もオーラ出てたか?

 社内パーティの場で、「初音ミクがどうたら」「ニコニコ動画がうんたら」「はいてない」なんてワードが飛び出すとは思わなかった。
 うむ、うむ。強い、実に強い、有望株かも知れない。早速メールアドレス交換しちゃった。今度じっくりと痛車の魅力について教えてもらおう。
12月 21日 (水) 湿気た煙草はオリーブの味らしい

 週末は、ちょっぴりリアルを充実させたくて、リア充目指して頑張ってみたよ。


 17日はPSVITAの発売日でしたな。
 ソニーが出す、次世代携帯機……となれば、やはり気になってしまうSONY党。
 でも、いきなり手を出すにはリスキーだし、3DSに面白そうなソフトあるし、どんなものかねぇ。

 

 まあ、買ったんだけどね。

 この時点でリア充路線から大きく道を外れるわけだが。


 なんか、修理が出来ないとかゲオが買取拒否するとかフリーズ連続とかこれから発売されるソフトたちがお葬式状態だとか色々と暗雲立ち込めているけれども、画面はとても綺麗。
 ちょっと大きめで重いけれども、画面が大きくてタッチ式ということで、スマホっぽく使えるのが素敵。
 基本家で使うので、Wi-Fiだけで十分のはずだが、3Gモデルにしました。大は小を兼ねる。

 ブラウザソフトが今一歩だけれども、それは今後に期待ということで。
 あと、背面タッチパネルは今までにやったことがない操作のため難しすぎて挫折。
 背面タッチパネルでアクションゲームの標準合わせるとか、無理ッス。

 Bluetoothキーボードに対応してくれて、しかもAndroidのようにもっさりしてなければ最高なのだが……それはどうなるんだろうね。
 これからに期待できるスペックは持っている。スペックは。

 あくまでゲーム機なんで、ソフトが充実しないことには何とも言えん。


 なお、「忍道2」は1をプレイしていなければ名作。
 1をプレイした後だと、削られた要素が多くてしょんぼりすることも。
 椅子を持ち上げられないってどういうことなの……。
 決して駄作ではないし、面白いけれども、削られた要素が痛すぎる。

 ……とか何とか思っていたら、二週目でやらかしおった。
 とりあえず伏せておくけど、こういう遊び心はさすがアクワイア。


 ◇ ◇ ◇


 さて、今度こそ本題。
 いや、今のも本題といえば本題で、ここ数日の日記の内容の薄さ&ネガさからすると十分クラスなのだけれどもさ。

 仙台で知り合いを増やそう、とベーシストの集いとやらに参加してみた。
 自分なんてぺーぺーですよぺーぺーベーシストなんて名乗れませんよとは思ったけど、そこは学ぶために特攻。
 色々と吸収したいものです。

 そんなわけで、とある焼き鳥屋に集うベーシスト12人!
 言ってみれば、初めて一ヶ月なんて人もいたりしてほっとしたり。
 若い人ばかりかなーと思ったけど、20代と50代という二つの世代が合わさるという不思議空間。ちなみに、僕は最年少だった。

 ベーシストには変態が多いとよく聞くが、その片鱗を思い知ったのは場が暖まってきてから。
 やっぱり持っているベースの話になるんだよね。そりゃそうだよね。

 一番驚いたのはフォデラというメーカーのベース所持者がいたこと。
 そりゃいてもおかしくないけど、聞いて驚いたその値段130万! うわぁ、何事。

 しかもそれを触らせてもらえることに。
 もうドキドキというか、触っちゃアカンだろとか思ったけど、そこはやはり寛容なようでして、変な汗をかきながら少し弾かせて頂きました。


 よくわからん。


 そんな感想で終わるという。
 豚に真珠とはこのこと。


 他にも16万のヘッドホンを使用していたり、かのフォデラを6本所持していたりと、なんだかすごい人々たちが揃う、なんか異次元空間。
 だからといって別にコレクター集団というわけではなく、腕前も確かなご様子。
 ベースがペキペキ鳴っているのを見て、僕の持っている楽器と違うのかな、とか思ったり思わなかったり。
 そういうのを見ると、影響受ける。自分もいずれは……とか思っちゃったりするのだ。

 うむ。


 ◇ ◇ ◇


 更新しよう更新しようとしていたのに、東京出張のおかげで更新出来なかった。

 東京では、社長をはじめとする偉い人々の前でプレゼンを行なってきた!
 緊張は緊張を通り越すと一周して楽になるということがわかった。

 いいのかそれで。


 いいのかー?


 何はともあれ、無事に終わったので何より。
 続きはまた別の機会に書くことにしよう。
12月 16日 (金) 頑張った自分にご褒美☆(ゝω・)vキャピ

 B'zの「C'mon」っていい曲だ。何度聴いても。
 アリーナツアーの最後にイントロが始まった瞬間、鳥肌立った。
 魅せて聴かせる曲だと思う。唐突だけど。

 「ゆっくりでいい さあ行きましょう」なのか「ゆっくりでいいさ 行きましょう」なのか、たまにわからなくなるけど。


 そんなわけで、弾いてみるかなーと思ってベース片手に聴いていたら、何故か「衝動」をコピーしていた。
 「衝動」は、僕にとって小さいけれども意味を持つ曲なので、弾いていて楽しいものです。


 ◇ ◇ ◇


 さて、のっけから何を話しているのだ。

 今日はある程度吹っ切れたというかなんと言うか……自分に出来る目の前のことをただやるのみだったと言うか。
 だからといってこの一日に満足をしているわけではないけれども……。

 とにかく疲れた。ただひたすらに長くて短い一週間が終わった。
 明日はゆっくり休みたい。
 先週の二夜連続飲み&牡蠣コンボ以来、身体のバランスがどうもおかしいのだ。

 でも来週は再び東京出張。
 本社の偉い人々の前で、プレゼンを行なうぜ。
 どうなることやら。


 ◇ ◇ ◇


 先日牡蠣に当たり、二度連続で当たったわけだけれども、どうやら調べてみるとアレルギー反応っぽい。
 二回とも生食ではなく十分加熱した状態で食べたしね。

 でも、今年の夏は松島で普通に牡蠣食べているんだよね。たまたま当たる牡蠣に当たって、それ以降身体が受け付けなくなってしまったのかな。
 もう一度試せばわかるんじゃね? という声がどこからか聞こえてくるけど、もう勘弁だぜ。身を張っても面白くないね!

 しかし、アレルギーとなるとオイスターソースも危ないようだ。
 どうしたものか、オイスターソースを使っている料理とか、僕わからないよ。

 とにかく食べ物に当たるということがいかに辛いかはよくわかった。わかりすぎたからのんびりしたいものだ。


 ◇ ◇ ◇


 12月の進行スピードが早すぎるっ……!
 もう後半月で今年が終わってしまうじゃないか!

 まだまだ半月あると考えるか、それともあと半月しか無いと考えるか、それによってまた色々と変わってくるのだと思うけれども、僕はどっちでもいいという第三の選択肢を選ぶ。
 大晦日だろうが元日だろうが一日であることには変わりないし、クリスマスだろうがイブだろうが一日であることには変わりないし。

 だからこそ、毎日を楽しみたいもんだ。
 妥協なんてしたくない。
12月 15日 (木) 許されるのならば

 給料泥棒の浅葱つくみです。
 今日も一生懸命仕事しました!

 一生懸命やっている「つもり」なのかなぁ……わからなくなってきたぞ?
 もしかしたらじわじわと窓際に追い詰められているのかも知れない。どうしましょうどうしましょう。

 そんなことないつもりだけど。
 あくまで、僕自身の感覚だからなぁ……これ。

 このまま終わってなるものかという炎がメラメラしているうちに、目の前のことに全力を尽くしていこうと思う。
 目の前のことをやっているだけでは駄目な気がするけれど。


 ◇ ◇ ◇


 そういえばプリウス運転したんですよプリウス。
 もうね、どこでエンジンかけるんですかのレベル。音静かすぎて、エンジンがかかっているのかもわからねぇってどういうことですかね。

 なんかちょっと感動しちゃったよ。
 普段はホンダのインサイトを運転しているのだけれども、全然違うね。インサイト違うね。


 ◇ ◇ ◇


 書くネタが無さすぎる。
 趣味の話でもしようか、と思ったけれども、趣味に使う時間もないし、使えても使えないし。

 ネタが無いのに日記を更新しても仕方が無いような。
 ううん。
 参ったな。


 ◇ ◇ ◇


 本気になれず、中途半端なら辞めたほうがマシ。
 でもこのままズルズルと人生終わらせたくない。

 どうしたものか。


 行動か。
12月 14日 (水) 自己分析とかいいから手足動かせ

 「東北組は甘やかされている」
 「他の同期と比べて差を付けられている」
 「このままではどこに行っても使えない」


 という、厳しい言葉に直面し、さすがに凹んだ東京出張。

 そりゃまあ、東北は東京に比べて仕事力が少なくて楽だと思うし、甘やかされているとも思うけれども、だからといってそう言われたところでどうしたら良いのか。
 一番は気にしないで通常通り、目の前の業務をこなしていく、ということなのかもしれないけれども、それでいいのか、と。

 甘やかされているという事実を否定するつもりはなし。
 まだまだスキルなんてないのだから、どこに行ってもそりゃ使えない。むしろこれから使える人間になってやるさ。
 がしかし、昨日は自分の努力不足と実力不足を実感し、非常に悔しい思いをした。まさかここまで差が開いているとは。

 仙台に来てから、言葉通り命がけで業務に挑み、手を抜くことなど一度もなく頑張ってきたつもりが、その先に待っていたのがこれではあんまりで、悲しい。


 普通の人間ならここで「こなくそー!」と発奮できたり「負けねぇぞ!」とやる気出したり出来るのかもだけど、僕は少し時間がかかりそうだ。

 実に悔しい。


 ◇ ◇ ◇


 今日も会社に行ってみれば朝から夕方終わりまで休憩時間もほとんどなく、お客さんは割と自己都合でむちゃくちゃ言うし、大変大変なのだけれども、これでもやっぱり甘いのかな。
 出来る人なら、もっと早く一つひとつの仕事を終わらせるか、並行して行えるのだろうけれども、自分に出来るのは今が精一杯。

 ……やっぱり甘えているのかしらね。


 楽しくないな。
12月 13日 (火) おい……おい……

 東京に戻ってきた。
 なんか、すごく暖かい感じがする。仙台は東北の中では寒くないと言われるけれども、やっぱり東北なんだよ、寒いんだよ。

 東京に帰ってきて、まず思うのは電車の混みっぷり。
 よくあんなので出勤していたなって思うぐらい混んでるの。もうね、なんなんだろうね、あれ。


 それでも、東京に帰ってくると落ち着くのはなんでだろう。
 コンクリートジャングルのど真ん中で、高いビルとネオンに囲まれて、人ごみも多く、人情なんて感じさせない、そんな街だけど。
 でも、東京、落ち着く。


 ◇ ◇ ◇


 広報から社内誌の取材を受けて、写真とか撮って文章とか書いて提出したら、「これでいいですかね」とゲラの原稿(でいいのかな)が届いて悶絶。
 やべぇ、自分写っているよ、マジキモイ! マジキモイ! うわぁ、なんか、句読点打つたびに((゚Д゚)ドヤァ)とか入れられそうなぐらい文章恥ずかしい!

 逃げ道を失った感じもするので、これからも一生懸命頑張ります。


 ◇ ◇ ◇


 既視感と言うかなんというかなんだけれども、黒髪おかっぱの小さな女の子の手を引いて歩いている自分の姿が鮮烈に浮かんだ。


 そこ、通報しない。通報しないで。お願いだから。


 なんだか不思議な感じで、一枚の絵ではっきりと写されたような感覚。
 自分の後ろから誰かが写真を撮っているんだけど、それもまた自分。不思議。

 新聞とかテレビで不審者情報として撮られた写真ではないよ、大丈夫だよ、犯罪起こさないよ。こらそこ、悪の芽は早めに摘まねばとか変なこと言わない。


 ◇ ◇ ◇


 東京に戻ってきた理由は、二年目社員として挙げた成果の発表をするということだったのだけれども……。

 うむ。
 思ったよりも同期に差をつけられてしまっているようだ、と激しい衝撃。

 他の同期の発表に比べ、具体性もなければ内容もなく、学んでない! ということで、お叱りを受けました。
 凹む。べこん。

 一生懸命頑張っているつもりってのはつもりであって、やっぱりまだまだなのだなぁ、と反省。


 さらには、金曜日に直撃した牡蠣が尾を引いているのか、胃腸の調子が最悪。
 飲み会にも出られないし、まともに食事もできないという。
 緊張のせいかどうかもわからないけれど……。

 わかったことは。
 社会人に必要なのは、健康ってことかな。



 もっと頑張らないと。
 って、口だけなら誰だって何とだって言えるわけで、やっぱり行動せねばならない。
 一歩ずつか。

 やはり。
12月 10日 (土) せちがら

 あっという間に12月。
 今年も終わってしまう。

 1月に立てた目標の

 ☆12月までの目標☆
 新人賞への投稿用作品の執筆。

 は達成するとかしない以前の問題になってしまったので、今年は完全に目標が変わった。
 舵の向いている方向が全然違ってしまった。

 困ったことに目標を見失いつつある。
 「毎日をちゃんとこなしていく」ってのは目標なのかわからないけれども、ちょっと消極的すぎる。

 とはいえプロでもないくせに「書きたい」<「書かないと」の状態になっていたのが、次第に「書きたい」と思うようになってきた。
 だからなんだよって話だけど、書きたい時に書けばいいのかなと思う。創作意欲、高まって来ました。


 ◇ ◇ ◇


 「東京出張、予定変わったから!」

 ……え?

 12・13日と東京に出張ということが命じられて、泣く泣くBUMPのライブをキャンセルしたのに、予定が変更になって13日だけになったということを聞かされた。
 ……ということはだ、BUMPのライブがある12日は仙台にいられるということであり、むしろ仙台で仕事をしなければならないということである。

 今更?


 今週金曜日の夜から東京に帰って、土日はまったりして月曜日に東京の方に出社かなーという予定が色々と崩れ去るという。
 金曜夜の新幹線のチケットも購入したんだけど……おいおい。
 とはいっても、こちらの上長に文句を言うのも筋違い、何しろ東京側が予定を変更したということを伝えているだけにすぎないわけで……うむ。

 まあ、文句を言うってのもおかしいのかもしれない。そりゃ予定は変わると思うし、なかなか上手くいかないことはあると思う。
 BUMPのライブだってもう行かない! と決めたのでいい。

 でも、いくらなんでももうちょっと早く決めて欲しいっていうのは社会人として良くない発言なのかしら。
 明日異動となれば北海道だって沖縄だって行くし、今から会社に来てと言われれば会社に行く……それが立派な社会人ってやつなのか。

 というわけで、予定変更を強いられているんだっ!(集中線)

 

 まあ、12日年休取って、予定通り金曜の夜から東京行くけどね。


 ……と思ったら、予定通り月曜日に東京に行く必要ができたという。
 なんなのもう。


 健康診断のリストから僕の名前が漏れていて受診が出来なかったりと、このごろ面白いことが多すぎです。


 ◇ ◇ ◇


 東京からちょっぴり悪い大人たちがやって来て、国分町に連れていっていただいた。
 それが木曜日のこと。

 翌日仕事だっちゅーに、牛タン屋→適当な居酒屋→スナックというコース。終わったの午前一時半。
 さすがに眠いぜふらりふらり、と帰宅。
 翌日の仕事に備え休もうとするも、お酒に強くない身としては酔いも抜けず頭痛のせいで眠れず、結局眠りについたのが四時という。


 ……その翌日すなわち金曜日、「浅葱くんお店取っておいて」の悪い声。
 おいおいおいおい、まさか連日ですか。

 金曜日の夜のうちに東京に帰ってしまおうと思って新幹線を予約していたのだけれども、先に拉致されてしまった同期がタスケテの目をするので、予定を変更し、お店探し。

 しかし仙台は光のページェントの真っ最中。
 しかもボーナス日の金曜日ということで、そりゃもう混みまくり。やっとこさ予約できたのは、よくわからん鮮魚系居酒屋。

 それでもなんとか納得いただいて、次に向かった先は木曜日に飲んだスナック。
 ママのことを気に入ってしまったようで、楽しんでいらっしゃいました。金に糸目をつけない大人はツヨイなー。


 一方、僕は胃の調子がおかしくなり始める。
 あかん、と思ったら脳裏によぎる最初の鮮魚家居酒屋でうっかり一口食べてしまった「牡蠣料理」

 11月の飲み会でも、牡蠣を食べて便器とお友達になった身。もう食べないと誓ったのに、誓ったのに。

 結局、新しい便器のお友達が出来ました。


 それとなく中座するってわけにも行かないし、結構頻繁に席を立ったので、さすがに問われて、「牡蠣にあたったようです……」と答えたら、「お酒を飲んで消毒だ!」というノリ。

 死の往復運動である(ギップリャァァァァ!)


 さすがに受け答えができなくなったら帰してもらったけど、雰囲気を壊してしまったことが何よりも残念。
 体調管理できるってのも大事だと思うし、自己管理がなってないというかなんというか、もっと体を鍛えないといけない。
 すげぇ反省。


 ◇ ◇ ◇


 難しいことなのだけれども、あれもこれもどれもそれも、と選んでいくことはできないわけで、何かを得るためには何かを捨てなければならない。

 10円と僅かな時間を払えばうまい棒を得ることが出来るわけだが、努力したからといって成功がついてくるという保証は全くない。
 叶わなかった努力は無駄か、それも意味があると考えるか。
 僕の場合は全てのことには価値があって意味があると信じている。そうじゃないと歩けなくなる。


 仕事に身を捧げるならば、資本となるのは健康。
 ならば睡眠時間を得なければならぬ。捨てるのは何か。プライベートである。
 考え方は色々あるけれども、夜のお仕事も必要だと考えるならば、それはより一層顕著に。

 が、ここ二日間の僕の場合、日常業務と夜のお仕事を同時にこなすことに失敗。
 プライベートの時間を全て投げても出来なかったということは、このような生き方は今の僕には出来なかったということ。

 実力が足りない。
 それを思い知らされた。


 僕の場合、オンの場合常にオンで、それこそ1か0か。アナログ。
 少し手を抜くとか、そういうことが出来ない。

 それもまた実力なんだろうね。


 ◇ ◇ ◇


 色々思うところはあるけれど、自分の身体は自分だけのものじゃないのだから、大切にしないといけないと思う。
 だから、無理しすぎて倒れるところまでは頑張り過ぎないようにする。
 傲慢かも知れないけれど、誰かも悲しませたくない。


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 >>>仙台文学館というところへと行ってきた。

 >>自分が殿堂入りする施設の下見ってワケかい?
 >>野心を取り戻したようで何よりだね。
 >>どうか自嘲に逃げずに最後まで演じ切ってくれ!

 その発想はなかった!

 そんな、野心なんてないですよーと思いながらも、その手があったか! という思いも。
 仙台にいる間に形になればいいんですけどね。
12月 4日 (日) 強いられているんだ!(集中線)

 昼食時はほとんどの人がお弁当を持ってきている。
 若い人が少なく、ほとんどが既婚者ということもあり、子供の分と一緒に作ってきた、とかそういうケースが見られるよう。

 ……あと、給料が安いので節約のため、というのもある様子。
 契約社員も結構いるので。

 そんなことから、外に昼食を食べに行く組というのは少ないようで、僕と課長クラスの方々がほとんど。
 若い人でも、周りに気を遣ってお弁当を買ってくるという人もいて、ある意味会社人やっているとは思う。
 先輩がお弁当なのに外に食べに行くなんて言うリッチなことが許されているのか? ということなのだが……僕の場合は課長が誘ってくださるのでそういうことはないようだ。

 が。

 課長3人+僕1人なんていう食事タイムがデフォになってきた最近、新たに問題が。


 僕、食べるの遅いんだよね。


 あまり気にしていなかったのだけど、社会人になってからこれが結構致命的ということに気付いた。
 同じ物を注文したほうが早く料理が出てくるということもあり、基本的には上司が頼んだものと同じ物を頼むのだけれども、そうすると同じものが次々と運ばれてくるわけだよね。
 で、僕はもちろん一番最後になるわけだよね。

 すなわち一番最後に食べ始めて、上司と同じスピードで食べ終わらねばならぬ。

 これがキツイ。
 さらには猫舌なもので、それもキツイ。

 が、周りが食べ終わっているのに自分だけが食べている状況というのはなんとも言えないプレッシャー。ひええ。


 そんなわけで、早く食べるように努力。
 努力はしているのだが……なかなか。


 ◇ ◇ ◇


 明日は、経営企画会議……のあとでプレゼン。
 緊張するー。それに加えて先輩が手直ししてくれた資料がトンデモない方向に傾いてしまっていて、僕不安。

 日々、心臓も胃もドキドキビクビクな日々を送っております。
 がんばるー。
12月 3日 (土) 目が回るとは

 昨日は朝から営業活動。
 二度の仕事で気に入って頂いたようで、お客様からも仕事の依頼が! 早速頑張っちゃう!

 ……とな。


 はいはい。
 色々あるよね、生きていると。

 山もあれば谷もあるし、上昇気流に乗ったかと思えば乱気流に突入することだってあるってさ。

 常に「いい気分!」とポジティブに生きるか、それとも「いつだって駄目なんだ」とネガティブに生きるか。
 どっちだっていいし、そんなの個人の自由だと思うし。

 ホント、色々あるよね。


 ◇ ◇ ◇


 仙台文学館というところへと行ってきた。
 目的は、特別展の「魔女の宅急便展」。やっぱり魔女と言われたら行くしか無いじゃないか! と。
 ちなみに「魔女の宅急便」の原作は読んでなく、ジブリの映画を観たのみ。そんな知識で行って大丈夫なのかしらん、と思ったけれども、何かあるような気がした。
 こういう直感、割と大事。

 で、行ってみたら、魔女の宅急便ワールドが広がって……いるわけでもなく、こじんまりとした感じで展示。
 それでも挿絵とか原稿とかが飾ってあって……というか、それしかないという。
 どうしよう、これで何を感じればいいのだろう、と思っていたら見つけた、「ヴァルプルギスナハト」の写真。
 作者の角野栄子が取材でドイツに行った時に撮影したらしいのだけれども、そのおかげでリアル感があってとても素敵。
 魔女認定証なんてものも飾ってあって、テンション急上昇だよ!

 驚いたのは「魔女からの手紙」という絵本の展示。
 角野栄子自体全然知らなかったので彼女が一体何をやっているのかさっぱりさっぱりなのだけれども、この絵本は絵が先にあって、その絵に対して彼女が物語をつけたものらしい。
 色々なイラストレーターが参加して、一人一枚一ページ。それらが全て魔女からの手紙という設定らしく、色々な魔女の物語が書いているわけ。

 そのひとつひとつの物語がバラエティに富んでいてすごい。
 起承転結のある物語ではなく、とある世界で起きた事件の一部分が手紙の形式で送られてきているという設定のため、それぞれの魔女たちの後ろにある世界観はよくわからないけれども、それでもその世界観が僅かな文章の中から溢れてきている。

 「猫魔女嬢が、禁じられた魔法を唱えてしまってから、食いしん坊になって困っています」とか、
 「イチゴをてんとう虫に変える魔法が失敗して、自分がてんとう虫になっちゃう」生徒がいる魔法塾とか、
 「一面白い、雪の森の中で迷子になってしまったけれども、真っ赤なリンゴが落ちていて助かった話」とか。

 面白かった。
 思わず全ての作品を読み込んでしまった。

 いつの日か、将来子供が生まれたら買ってあげたい。
 そんなことすら思ってしまった。

 うん。



 行ってよかった。
 やっぱり歩かないと、何も見つけられない。


 ◇ ◇ ◇


 創作意欲が湧いてきた。
 日記につらつらと、偉そうな文章を並べてみたけれども、これは日記にするよりも作品に込めたほうがよさそうだと思った。

 とりあえず黙ることにする。


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 >>バンド漫画と聞いてお勧めを紹介しようとはせ参じた次第でござる
 >>ウッドストックマジお勧め

 黄色い鳥を想像してしまったよ!
 ふむ……初めて耳にしたので、探してみようと思う。ありがとう。
12月 1日 (木) えなじー

 いよいよ先生たちが走りだす季節になりました。
 自然と、社内もピリピリするようです。年末は、色々と大変なようだ。

 去年の今頃は初めて営業部に行って、緊張しまくっていた気がする。
 「営業に向いていない」というレッテルは思ったよりも強くのしかかっていたものです。

 そんな僕でも営業職についているわけだから、どうなるのかはさっぱりわからないものだ。

 今日も電話で日本語になっていないことを喋り、誤解を招いてちょっと面倒なことになったけれども、めげずに頑張ろうとは思う。
 どうも説明が下手くそなんだよなぁ……小説書いていたくせに。関係ないか。


 これから先がどうなるのかなんてわからないし、今のこの状況だって去年の僕はわからなかったと思う。
 多少なり、北海道あたりに飛ばされるのかな、というようなことを考えていたには考えていたけれども。

 ホント、将来のことなんて全然わからない。
 明日には何があるのか、それすらもわからない。

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