<はじめに> またまたショップバトルに参戦。 バトスピ出来る機会がこのショップバトルしか無いので、木曜日の夜はショップバトル。 これ、もはや定番コース。 知っている顔ぶれも増えまして、だいぶ慣れて参りまして、しかし下手っぴなプレイングは相変わらず。 それでも参加しますぞー。 <デッキ> ペンタンデッキでもいいのだけれども、今回は星座編4弾が出てから面白いな面白いな、と思っていた《イビルグライダー》を使ってやることにしました。 決して黄色に愛想を尽かしたとか、黄色だと赤コンに勝てなさ過ぎて涙目とかそういうわけではなくて、気分を変えたいのとバトスピで二番目に好きな色の紫デッキをそろそろ使ってみたいと思ったのだ。 ぶっちゃけ、普通に【無魔ループ】組めよ、とか、紫速攻でいいんじゃね、とかそういう声がどこからか聞こえてくるようだけれども、敢えて謎のコンボデッキにしてみました。 レシピはこちら。 ……何これ、どうするのよ、という人。 多分たくさんいると思うので、ちょっと解説。 ・《イビルグライダー》 このデッキのキーカード。 以前考察コラムで触れたけれども、色々な悪さをできる素敵な一枚。 《シャ・ズー》を対象にするだけで、相手スピリット2体疲労。これだけでとりあえずは充分。 このカードを使って、《漆黒鳥ヤタグロス》や《戦闘獣ライノ・セーラス》あたりを組み合わせて悪いことしちゃおうってのがデッキコンセプト。 ・《漆黒鳥ヤタグロス》 破壊されるとコアが倍に。 ここまで大雑把なコアブーストカードも無いので(《ライフチェイン》除く)、《イビルグライダー》と組み合わせるとなかなか楽しいことになります。 かなり重いのがデメリット。それ故に出しづらく、出したところで即座に影響を与えないから、完全コンボ用なのだけれども。 倍々の恐ろしさは言わずもがな。平気で20コアとか乗る。 ・《戦闘獣ライノ・セーラス》 大量のコアをどうするかと考えたら、まず筆頭に上がるのがこいつ。 バトスピはコアが多ければ多いほどいい、というわけでもないようで、無限コアがあったから「で、どうしたの?」と言われてしまう。 「コアが足りない!」という叫びは多くとも、「コアが多いから何なの?」という不思議なゲームなんだよね。 そんなこんなで、大量のコアがあれば1枚のカードでワンショットキル出来る可能性を持っているのはこいつぐらい。 こいつだって万能ではなく、メタカードも多いけれども、インパクトは絶大。これでデッキ破壊を狙うのだ。 ・《シャ・ズー》 序盤から最後まで、いつ引いても無駄にならない優等生。 これが一体立っているだけで、相手の計算を狂わせることも出来、同時にコンボ要員という、まさにこのデッキを支える一枚。 ・《フライスカル》 計算を狂わせるという点では《シャ・ズー》と同じだが、あまり役に立つ場面は無さそう。 とはいえ、貴重な「星魂」だったりする。 ・《ズガネーク》 《デッドリィバランス》内蔵ブレイヴ。 単純に、素の性能も高く、シンボルも持っているのでなかなか優秀。 ・《ブレイヴセメタリー》 《騎士王蛇ペンドラゴン》を使いまわしたり、《イビルグライダー》を使いまわしたりと、なかなか使い勝手のいいカード。何よりも軽いのがいい。 ・《極帝龍騎ジーク・クリムゾン》 速攻デッキ対策にしてコアブースト要員。1枚差しておけば有効かと思ったのだけれども。 普通に殴れる【紫コントロール】に、コンボ要素が加わっただけのデッキで、正直ロマンの塊だけれども、さてどうなるか……。 <戦績> ルールは前と同じく、スイスドロー方式の4回戦。 ◇1戦目:【青単強襲】 ◯ 《血塗られた魔具》からのスタートに、どんなデッキかと身構えてみれば、次々と貼られるネクサス。 2ターン目にして《未完成の古代戦艦:船尾》を貼られて紫悶絶。 しかし、《ブロンズメイデン》や《魔法剣士ドラゴナーガ》で丁寧にアドバンテージを取りながら、殴っていったことでコントロール勝ち。 《騎士王蛇ペンドラゴン》を《ブレイヴセメタリー》で使いまわすのが快感になりそう。 あー……除去が使えるっていいわぁ。 もしかするともしかしなくても、ショップバトル1戦目初勝利。 ◇2戦目:【赤単速攻】 ☓ ガンガン攻めてくるタイプの赤単。とはいえ、非常に慣れているようで紫に対しての攻め方を知っているご様子。 コアの乗せ方が上手くて、《騎士王蛇ペンドラゴン》が使いづらい。さらには手札事故を起こす。 赤単速攻ならばと《極帝龍騎ジーク・クリムゾン》が大量破壊をするも、手札に抱えていたスピリットで返され、最後は《トライアングルトラップ》で計算を狂わせられてからの殴られ負け。 ライフが1になった時点で、もう負けている。 ◇3戦目:【赤コントロール】 ☓ 初手が悪くともなんとかリカバリー出来るのが紫のいいところ。 しかしながら相手が早い。《イリテバン》に《セントロドリラー》をブレイヴされて殴られているだけでアドバンテージの差はみるみるついていく。 《ズガネーク》を出して効果で相打ちを狙おうかと思ったけれども、どうやら《ズガネーク》は自身を対象に取れないとのこと。 なるほど、召喚時はブレイヴだからスピリットを対象にする効果は発揮されないのですな。 そんな痛恨のミスもあり、コントロールされきって敗北。 ◇4戦目:【緑ブレイヴ】 ◯ 気がつけば定位置。 しかしここから頑張る。むしろ、ここを頑張る。 《ブロンズメイデン》と《魔法剣士ドラゴナーガ》の定番組が序盤を支えれば《ダンデラビット》がコアブースト。 だが相手も《北斗七星龍ジーク・アポロドラゴン》からの《巨蟹武神キャンサード》で一気に3ライフ持っていく。 ギリギリのところで、こちらの場には《シャ・ズー》が2体。そしてトップデッキに《女教皇リル・サキュバス》! これで相手のブロッカーすべてを披露させて殴り勝ち。 【結果】 2勝2敗 ◯☓☓◯ <おわりに> コンボが上手くいくかな、と回している段階では好調だったのだけれども、実践ではちぐはぐな動きしかしなかった。 やはり重いカードが多いので、手札でダブついてしまうのが痛い。 《イビルグライダー》もまともに動いてくれず、《ブロンズメイデン》からの《騎士王蛇ペンドラゴン》が一番いい動きという、いわゆる紫の定番コースで勝ったようなものなので、もう少しスムーズに動くよう調整が必要。 あと、改めてレシピを眺めてみると、防御手段が少なすぎたと反省。やべぇ負ける! というときの手札に防御手段がなさすぎたので(《ダンスマカブル》入ってないし!)、やはり防御マジック大事だと思った。 やっぱり《マッハジー》がいい動きしそうだ。 あと、紫楽しい。 |