20110728.ショップバトル

<はじめに>

 一週間空きまして、ほとんどバトスピに触れることのないままに、ぶっつけ本番で惰性のまま繰り出してみた今回。
 練習もしていないし、デッキもほとんど出来ていない。

 それでも、対戦相手を求めて、今日も仙台の夜に繰り出すのです。
 のです。

<デッキ>

 さて、今回は前々から使いたいと思っていた《犬将クー・シー》《シユウ》の組み合わせを使ってみようと思った。
 《シユウ》は黄色を救う超強力なブレイヴ。使わないわけにはいかないじゃないか、と。

 あとは、今までと違ってトリッキーな動きを取り入れてみたい、と思い、速攻とかそういうのを無視してトリッキーなカードを重視。
 それでもアドバンテージを稼いで丁寧に戦うデッキにしてみようと思った。

 思ったんだ。

 デッキリストはこちら


 【2コストビート】のように見えるけれどもそうではなく、なんだいこりゃ、といったカードがたくさん入っていると思う。
 対戦相手たちにも驚かれた。

 何故《ダブルハート》が入っているのかと。


 基本は黄色の優良軽量スピリットで場を整えつつビートダウンし、《シユウ》で殴っていくというシンプルなもの。
 ただ、何枚か変なカードが入っているので少しだけ解説。

 ・《ミノガメン》
 こいつは全然変じゃないけどね。
 【2コストビート】ならほぼ100%入り得る優秀な子。場に出ただけでアドバンテージを稼げる可能性あり。駄目でもデッキトップがわかるという。
 デッキ破壊に対する強烈なメタ。実に優秀。

 ・《星鳥クージャ》
 生きる《祝福されし大聖堂》
 ライフを削ればスピリット達が蘇るという恐ろしい能力を持っていたりする。
 アドバンテージの塊にして、《シユウ》ブレイヴの対象。

 ・《堕天神龍ヴィーナ・ルシファー》
 軽量になってくれる可能性のある巨大バニラ。
 ……実際のところ、バニラでもなんでもないけれども。
 合体時効果が実に面白いので採用。相手と一緒にドキドキできるってのが楽しいなって。

 ・《魔導双神ジェミナイズ》
 黄色のXレアってどうしてこんなんばかりなんだろう。
 デッキトップに何があるかな、手札に何を抱えているかな、それら全てのドキドキ感を内包した素敵なカード。
 基本的に浪漫。

 ・《ダブルハート》
 上記二種類のカードのロマンのためだけに投入された人が死ぬ地雷。
 《シユウ》で3点! とかやってみたいけれども、やっぱりロマンかな。

 ・《ペガサスフラップ》
 あまりみんな意識していないかも知れないけれども、実は優秀なカード。
 要はおまけ付き《ホワイトポーション》みたいなもので、そのおまけのおかげで相手を倒せなくなった代わりにこちらが死ななくなった。
 《カラドリアス》と組み合わせると実に嫌な動きをする。


 本当に勝てるんですか、これ。

 頑張ります。


<戦績>

 ルールは、スイスドロー方式の4回戦。

 ◇1戦目:【白獅子コントロール】 ☓

 《麒麟星獣リーン》《ダンデラビット》を展開してくる相手。
 何デッキかわからないまま、序盤から《犬将クー・シー》《シユウ》をブレイヴして殴っていくのだけれども、《麒麟星獣リーン》によってがっちりと止められる。
 ならば、と疲労系マジックを駆使して殴るも、あと1のライフが削れない。

 徐々にたまっていく相手の白スピリット。
 そして《ゲッコ・グライダー》たち。

 相手は【白コントロール】だった!

 しかしながら数ではこちらの歩が優生。
 とはいえ、相手は《獅機龍神ストライクヴルム・レオ》なんてのを抱えている可能性もあるので、さっさと倒したい。
 《堕天神龍ヴィーナ・ルシファー》の効果で強引に殴りに行くも、マジックに嫌われ、《シユウ》とも相まってデッキが残り僅かに。

 ラストデッキ2枚になったところで、僅かな隙を突いて最後に《ウィッグバインド》を打ち込むも《ウィッグバインド》でカウンターされ打つ手なし。
 投了。

 下手くそなプレイングをしたものだと思う。


 なお、長期戦になったため、ギャラリーがたくさん集まってきていた。
 何事? とざわざわするのも無理はない。
《堕天神龍ヴィーナ・ルシファー》なんて普通出てこない。


 ◇2戦目:Bye ◯

 まさかの不戦勝。
 これほど虚しい物は無い。

 
 ◇3戦目【青単デッキ破壊】 ☓

 相手の初手が《魔法監視塔》《巨人港》の時点で何かがもう終わってる。
 それでも軽量スピリット大量展開から殴っていくも、デカいスピリットが立ってしまうと思うように動かなくなる。
 そうこうしているうちに、《血塗られた魔具》を貼られてロック完成。さらに《フォビッド・バルチャー》なんて立った日には……ムリムリ。

 《ウィッグバインド》二連発の夢を捨てずに《星鳥クージャ》を立たせての自爆特攻からコアをブーストするも間に合うはずもなくデッキ破壊されて負ける。
 《ミノガメン》は役立たず。そりゃ1枚しか入ってないもんなぁ。


 ◇4戦目【赤コントロール】 ☓

 とにかく早い赤コントロール。
 《剣の誕生地》《砲凰竜フェニック・キャノン》でアドバンテージを稼がれていき、《イリテバン》《牙皇ケルベロード》を並べての、何回殴ったら気が済むのかわからんレベルにぶん殴られて敗北。
 大量の防御手段も間に合わない。

 あと、相手が終始無言でカードをさくさくと出しては殴ってくるので何が発生しているのかわからない。
 《イリテバン》の効果を見落としていたため、なにがなんだかわからないけれども、たくさんアドバンテージ差がついていた。
 怖すぎる。

 
 【結果】
 1勝3敗 ☓◯☓☓

<おわりに>

 一勝も出来なかった!
 不戦勝は勝ちじゃないよ!

 問題は、プレイングだった気がする。
 多くのプレイングミスを抱えてしまったので、もう少し賢い動きとか出来ただろうなぁ……とは思う。
 自分のスピリットを自壊させても召喚していくなど、強いプレイヤーは本当にコアの扱いが上手い。

 僕の場合、とにかくカードの効果を見落とすので、失礼かもだけれどちゃんと確認していったほうがよさそうだ。
 
《砲凰竜フェニック・キャノン》の効果を見落として、《猫娘アニー》を出してしまい、殴り殺されたりとかね。
 もうそのレベルだと、救いようがないのかも知れないが。


 今回は二回もデッキがなくなって負けているので、やはり《シユウ》は使ったらさっさと勝たないといけないようだ。
 次はもう少しデッキを尖らせてみたいと思う。 

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