2013年 8月

徒然日記

8月 22日 (木) また一つ

 年をとってしまった。
 26になってしまった。浅葱つくみです。

 これまで関わってくれた方々全員に感謝。
 感謝なのです。


 ◇ ◇ ◇


 まさか自分がそんな歳になるとは思ってもいなかったし、10年前には「〜トキノアメ〜」書いていたわけだし、時間が進むスピードは年々早くなっているなんてのはいつも言っていることで。
 ここまで生きて来ることが出来たというだけで幸せなのかもしれません。

 努力はせず、周りの力を大いに活用し、自分はほとんど何も考えずに目の前のことだけを見て生きてきたわけだけれども、そろそろちゃんと考えなければならない時期にもなってきたような気がするのです。
 というのも、あと何年で死ぬかわからんけど、いつまでも時間を無駄にして遊んでいていいわけがないわけで……これまであまり考えずに生きてきたツケを払う時が来たのかなぁ……って思っているのです。

 焦りだね!


 ◇ ◇ ◇


 人生について考えるといえば聞こえはいいけれど、実際は目の前のことからどうやって逃げようかと考えている次第。

 現実逃避!


 ◇ ◇ ◇


 ハッピーバースデー。
8月 19日 (月) 夏が終わりに近づくのです

 コミックマーケット84、二日目お疲れさまでした!

 今年はヒジョーに暑くて、熱中症の心配もあったけれども無事に終わりました。
 支えてくださった皆様、ありがとうございます。
 まずは感謝。

 さて……。


 今年は売り子三人体制。
 サークルチケットフル活用で蒼氏と銀蠱氏が入ってくれたので、僕ものんびりと見て回ることが出来ました。
 セイ氏、慶治氏、天人氏の三人がサークル「CrazyCrimson」としてサークルに初参加したこともありまして、地元の腐れ縁仲間が全員サークル側でコミケに参加するという数年越しの野望が現実化するという。
 ……実は僕も終わるまで気づかなかったんだけどね。薄情なやつです。

 しかもこの内容、ここに書いたところで多くの人が「?」だよね。
 でも、個人的に嬉しかったことなので書いておきます。


 ◇ ◇ ◇


 でだ。
 ブースを離れて色々と島を見て回るのもいいのだけれども、やっぱり自分のブースが気になってしまうわけで、もしも自分がいない間に売れてしまったらどうしようとか思うとドキドキなんです。
 そんなわけで、さくっとお買い物と挨拶回りを済ませたあとは、売り子に徹しておりました。

 新刊を出したということもあって、知り合いを中心に来てくださる方々がいらっしゃいました。
 嬉しかったのは、前回来られなかった方が、前作と今作を両方買って行ってくれたこと。
 また、前作でファンになったという方が前作を追加で買っていってくださったり、実は憧れていた人が来てくださったり……もう恐れ多すぎて恐れ多すぎて。
 何度か、はわわモードになっておりましたよ。

 そんなこともあり、新刊は15部、前作も10部売れました。
 前回に比べると売れた冊数は落ちてしまったけれども、両方合わせるといい数字。
 ほんとうに来てくださった皆様、ありがとうございます。


 ◇ ◇ ◇


 せっかくなので入手した本でも。

 本のタイトル/サークル名(敬称略)/ジャンルで、順不同で。
 もし正式名称が違っていたらすみません。

 ・リカ充っ!/wissenschaft/小説(オリジナル)
 お隣さん。
 よく出来ているなぁ上手いなぁっていうのが素直な感想。
 アイデアの時点で、世界に引きこむ力があってすごい。

 ・絶対移動中 vol.10.1 Elements of 妄想×少女/絶対移動中/小説(オリジナル)
 思いっきり好きそうな世界観が表紙から出ていたので表紙買い。
 文章力が高くて、構成も上手くて、その上題材が素晴らしくて、とても面白かった。
 缶バッジと飴を下さって、ありがとうございます……!

 ・wander around the shore/たなか麦/イラスト・文章(オリジナル)
 後輩ちゃん。
 独特のセンスを持っていて世界観が好きだなぁ。
 絵が可愛い。あと、構成のセンスがありすぎ。不思議な本です。大好き。

 ・シショーとデシとおいしいもの。/ばんそうこう/地元紹介本
 絵師さんによる、船橋紹介本。
 船橋に対する熱い愛と、カフェでのまったりな一時が、どこまでも可愛いタッチで描かれた作品。
 船橋知らなくても十分楽しめました。

 ・鎌倉魔法偏奇譚/FRONTIER PUB/TRPGリプレイ本
 でかい本。
 それはさておき、数人のプレイヤーによるTRPGのセッションをリプレイした本。
 ……と言えば、なんだか敷居が高そうだけれども、読み物として十分に完成され……むしろ完成されしきっちゃった読み応え抜群の一冊。
 GM今野さんの紡ぐ物語と、プレイヤーの方々の掛け合いが妙に癖になって厚さを感じさせない。

 ・SCHRODINGER FOLKS/FRONTIER PUB/小説(オリジナル)
 そんな今野さんの小説。
 まだ読んでいないので語れず。でも、前作良かったので今作も期待。
 イラストレーターで文章も書けるって素敵。また格好いいんだこれが。

 ・水位標識の描けるまで/FRONTIER PUB/イラスト(オリジナル)
 というわけで、今野さんによるイラスト作成工程紹介本。
 絵は描けなくても、なるほどこんなこと考えているんですねふむふむとか思ったりしちゃう。
 今野さんの作品にはどれも通じていることだけれども、敷居が高すぎなくて手に取りやすい。
 絵が描けなくても、見るだけでいい。なんて素敵。
 プロならではのこだわりがぎっしり詰まってますね。

 ・ケミカルケミカル/月刊lolliloop/ケミカル菓子同人誌
 お菓子「ねるねるねるね」の紹介本。
 ぶっとんだセンスとはこのことか! 写真イラスト文章ともに濃すぎる内容で送られるねるねるねるねに関する話題!
 すげぇ! 食べたくなってくるじゃないか!
 それにしてもよく調べたなぁ……って、素直に驚く。

 ・少女人形序曲/Praparat/イラスト(オリジナル)
 前作「トラウマ・サーカス」の表紙でお馴染みの真木環さんの、コミティアに向けてのプレビュー本。
 コミティアで人形本を出すということで、それに向けた内容となっておりました。
 で、僕、真木さんの世界観が好きで、毎回発想に驚かされているのだけれども、今回は球体関節人形にフォーカスを当てておりまして、これが多分真木さんのやりたいことなんだろうなぁっていう印象。それぐらいにピタリとハマっている。
 コミティアで公開される予定の新作が楽しみ。

 ・ウ=ス=異本/CrazyCrimson/イラスト・マンガ(武装神姫)
 先に紹介したとおり、セイ・慶治・天人による武装神姫の同人誌。
 武装神姫について知識ゼロも同然だけれども、素直に面白いと思った。贔屓抜きにしてね。
 無事完売したそうな! 良かった良かった。
 競っていたわけじゃないけれども、ダントツで販売数負けてしまいましたなぁ……。


 ◇ ◇ ◇


 というわけで、夏コミ所感。

 今年は知り合いの輪が広がったと思った。
 やはり二度目ってこともあるし、狭い世界なので以前お会いした方もいらっしゃったし、逆に向こうのほうが覚えていてくださったり……やっぱり嬉しいものです。
 あとは、コミュニケーション。
 コミケの醍醐味は双方間のコミュニケーションだと思うのだけれども、「この本はどんな本ですか」から始まるつながり。それはここでしか味わえないと思う。
 特に前作「トラウマ・サーカス」は表紙効果もあって、話しかけてくださる方が多かったのです。
 え、新刊は?

 ……どうしたことだ。

 ……まあ、新刊はちょっと失敗だったかなっていう感じもしないでもないのだけれども、それはそれ。次へのステップ。


 ◇ ◇ ◇


 これからも、浅葱つくみと「くらげいずむ」をよろしくお願いいたします。
 最近停滞気味だけれども、ちゃんと書いております故……!


 <web拍手>

 >>ハハハ、コミケの戦果詳細うpきぼんぬ。
 >>何冊売れたのか、何を買ったのか。

 というわけで、上に書きましたよー。
 満足満足。
8月 8日 (木) やれやれといわんばかりに 

 紆余曲折、様々なことがありまして、なんとかコミケの情報を公開することが出来ました。
 浅葱つくみです。
 2日目東フ56-bです(宣伝)。


 ……筆が遅くて遅くて遅くて、新作の執筆を諦めて「そうだリメイクにしよう」と方向転換をしてから、遅れに遅れて、ギリギリで書き上げた……というより修正を行ないました。
 コミックマーケット84、くらげいずむはオリジナル長編小説「ルインの種」を頒布いたします。


 ◇ ◇ ◇


 「ルインの種」とは、2008年頃に執筆した恋愛ファンタジー小説であります。
 それまで恋愛を書いたことがなかったことと、狭すぎる世間の中でムーヴメントを起こしていた某作品に影響を受けて執筆した作品です。

 思いは詰まっている。
 むしろ思いが詰まり過ぎてて僕自信かなーり好きな作品なので、いずれは製本しようと思っていたのだけれども、いい機会だ、ということでこのタイミングで本にすることにしました。

 ただ、表紙絵もなく(絵師に依頼する時間がない、申し訳なさ過ぎる)、モノクロの文章だけの作品なので、今度は表紙買いも期待できず。
 エッチな要素もないので(前作もなかったけど)、50部刷ったけれど何部もらっていただけるか……。
 来て頂けるだけで、平伏しちゃいそう。


 ◇ ◇ ◇


 それはともかく、二度目のコミケ参加。
 前回の反省を生かし、全然生かされないまま突撃することになりそうです。
 締め切りは早めに設定して、早めに完成させましょう。それだけで精神的負荷なんて一気に軽減されるのです。

 ……あの独特の雰囲気。
 やっぱりサークル側で参加しないともったいないじゃないか。

 一種の麻薬みたいな感動があったので、今からとても楽しみ。
 本を手にとっていただけたら、ブースに来ていただけたら、僅かでも参加者の方とお話ができたら、もうそれだけで!


 ただ、頒布価格は100円です。
 ジュース一本分。小学生の主力武器。100円です。
 自分でもすごく高いと思うのです。
 今まで無料で公開されていた作品に手を加えただけで100円も取るのか! って。

 でも、やっぱり本にするからには読んでいただきたいわけで。
 お金を払うというちょっとした努力をしないと、読むって行為には行き当たらない気がするんです。
 あとは、お金をもらって小説を渡す際のコミュニケーションが大事なのです。

 そんな具合で、僕は100円と設定しました。
 それでも構わねぇって言う方、是非手に取って下さい。
 よろしくお願い申し上げます。


 ◇ ◇ ◇


 コミケ時のマナー云々は、もはや僕が言うまでもないでしょう。
 楽しくみんなで参加しよう。
8月 5日 (月) ディスコの魔力

 「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013」通称ロッキンの三日目に行ってきました!
 いわゆる夏フェスってやつですね。邦楽オンリーのイベントということで、ワリと敷居も低く参加しやすいフェスなのです。

 DOESでいきなりかっこええ……になり、the Birthdayでテンションあげまくり、Scott&Riversでたのしー気分になって、グループ魂で笑い、the HIATUSでとりあえず魅了され、perfumeで圧倒的レーザービーム。
 そんな具合でした。

 ざっくりしすぎ。


 今回のポイント。

 DOESの「修羅」はライブでとても盛り上がる。
 the Birthdayチバユウスケ、「海どこー? 持って来い!」とキレる。
 the Birthdayチバユウスケ、「涙がこぼれそう」で「ひ・た・ち・な・かー!」と叫ぶ。
 the Birthdayチバユウスケ、「Red Eye」の肝心な所で歌詞を間違える。
 the Birthdayチバユウスケ、謎の動きをしながら帰る。
 Scott&Rivers、MCが芸人のコントレベル。
 Scott&Rivers、weezerの「BUDDY HOLLY」を歌う。
 Scott&Rivers、木村カエラの「Butterfly」を歌う。
 Scott&Rivers、「ドラえもんの歌」を歌う。←POINT!
 グループ魂の中村屋コントを生で聴ける。
 the HIATUS細美、マイクテストで一曲歌い切る。
 the HIATUS細美、MCがキレッキレで観客唖然。
 the HIATUSウエノコウジ、カッコイイ。
 perfume、圧倒的レーザービーム。
 perfume、圧倒的広島弁。
 perfume、圧倒的チョコレートディスコ。
 perfume、圧倒的MC。
 perfume、圧倒的。


 まとめ終わり!


 ◇ ◇ ◇


 今週も始まりました。
 仕事は上手くいかないことが多すぎて胃がキリキリ。
 負けるかええい。


 ◇ ◇ ◇


 コミケ情報もうちょっと待って下さい。
 一週間切ったってのにこれじゃダメだよなぁ……ごめんなさい。


 <web拍手>

 >>お・ひ・さ♪

 >>相変らず浅葱節が健在なようで安心したよ。
 >>どうかその天才が発現する日まで、生き抜こう。

 >>どうでもいー余談だが、アドレスバーの
 >>http://clap.webclap.com/clap.php?id=asatuku
 >>とゆー文字列を見て一瞬キタナイ想像をしちゃったよい。
 >>crap三連発かよ!って。なんと頭の悪いジャップだろう。

 どうもどうもお久しぶりです。
 こんな低頻度更新の中、見に来てくださってありがとうございます。

 浅葱節、色々な人から言われて、どういうものなのか自分ではわからないのですが、一種の癖だと思います。
 こんな僕ですが、どうぞお付き合い下さいませ。

 ああ、一文字変えるだけで大変なことに。
 webcrapとはこれいかに。
8月 1日 (木) 三日坊主への道

 創作をするのは、そこに目的を見出しているからだと思うんだ。

 底知れぬ欲求。自分のためだけに書いている時代も、誰かの為に書く時代も終わってしまって、今は一体誰のために書くのかわからない。
 書けば認められるわけでも無く、そこにあるのは空虚な達成感。
 読んで頂けるだけでありがたいとは思うのだけれども。


 ……そんなことはいいんだ、とにかく書かないことには何も始まらんなぁと、筆を取りつづけて紙を丸め捨て続ける日々。
 パソコン上で書いているから、紙じゃなくてデータだけどね。
 何十万文字の言葉の羅列をどうしてくれよう。


 ◇ ◇ ◇


 僕は特別な存在なのだと思う時もありました。
 いつかはやれると思う時もありました。
 自分は文才に恵まれたと思う時もありました。
 が、僕はどうやら凡人のようです。

 凡人は凡人らしく!

 凡人の果てへ!


 ◇ ◇ ◇


 自己を表現するのに、理由なんていらないのです。だから、とりあえず書くのです。
 この日記に書いていることも、小説として世に出した方がいいのかなぁ。
 物語の登場人物に代弁してもらおうかなぁ。


 ◇ ◇ ◇


 別に病んでいるわけでも疲れているわけでもなく誰かに構って貰いたいだけなのです。

 だって、僕、天才ですから。


 ◇ ◇ ◇


 ところで最近、誰が誰を切りつけて、誰が誰を殴って、誰が誰を殺したなんて、そんなニュースをたくさん見かけるような気がするけれども、これは普段から こういう事件があるのだけれども世間の向きがこういう事件に向くようになっているのか、それともアンテナがそっちに立っているのか、はたまた模倣犯なの か、どれなんだろう。
 多分、これが原因って、一つに絞り込むことは出来なさそう。

 でも、切られました→実は切られたのは嘘でした、なんていうニュースが全国的に広まっちゃう程度には、世間の関心がそちらに向いているのでしょうな。
 中高生の嘘ぐらい許してやれよ。
 許されない嘘もあるかもしれないけれども。


 ◇ ◇ ◇


 どうでもいいけどプアーな気持ちになるシリーズ。
 朝からパチンコ屋の前でたむろしている若者。コンビニで店員に怒鳴りつけているおっさん。昼間のレストランでビール飲んで騒ぐおばちゃん。
 これもアンテナがそっちに向いているから見つけちゃうのかな?

 自分勝手と、自由を履き違えた人々が多すぎる。
 パチンコは自分の金でやっているんだから自由? そうかいそうかい。 

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