2010年 10月
徒然日記

10月 28日 (木) フリーダムこそ大事

 昨日は社会科見学でした。
 同期曰く社会人見学でした。

 これでお給料貰っていていいのかしら。
 いいんだよ……ね? 将来への投資ですよ……ね?


 それより、数日悶々していたことが、ちょっと晴れたことが嬉しい。

 「年をとると、誰もが『最近の若いものは』って言うんだよ。でも、気にするな」

 なんかこう、スカッとしたね。
 一人の上司の意見だけれども、そういうことを言ってくださる方がいなかったような。


 最近、色々と悩みました。
 というか、いつでも色々悩んでいます。
 が、悩んだことで間違いなく何かを掴んでいると思っているので、頑張れます。
 悩んだら悩んだ分だけ、ふっと答えが降ってくるような気がするのです。

 その答えみたいなものが、突然降ってきたのです。
 そんなわけで、やっぱり頑張れるのです。

 ◇ ◇ ◇

 さてさて、本日は研修先事業部のイベントがありまして、スタッフ(雑用)として色々と動いてまいりました。
 食堂のセッティングぐらいしか僕はやっていないのだけれども、他の同期は受付やったり集計やったり色々やっていたようです。一番楽ー。

 そんなこんなで、懇親会なんてものにも無料で潜り込ませていただきました。
 とんでもねぇ。

 懇親会ではスタッフとして細々と端っこのほうで飲んでいようかしら、とか思っていたのだけれども、ビール瓶片手にお世話になった方々へと挨拶回りに行ってみたら、急に名前を呼ばれてみたり。
 「おや、何事か」と思って見たら、そこにいたのは先月までの研修先のチーフで、どうもどうも、と横に行ってみたらチーフの隣には社長がいたり。


 え、なに……これ……。


 おぼろな記憶が目の前に。
 先週、本当に一週間前、やはり懇親会(よく開くなーこの事業部)にて似たような場面に出くわしました。

 そのときはもはや完全酔っ払いのチーフが、私を事業本部長なるいわゆる偉い人の前に引っ張り出しまして、「こいつ馬鹿なんだよー! 村上龍を二十代で読んでんだよ!」とおっしゃいましたところ、本部長が「うむ、彼は馬鹿だ」と答えたことがありました。
 その後、「陰翳礼讃」と「風姿花伝」の素晴らしさをとくとくと説かれ、読んでいないことを散々遊ばれました。
 いじられることに定常のある男、浅葱つくみです。


 さて、相手は違うものの、ほとんど同じ状況。
 やっべー今度は社長だよオイオイマジかよ、です。

 「こいつ馬鹿だけど、素直さがとりえなんでよろしくお願いします」とチーフ。
 ……あれ?

 なにこれ……いい話……?

 すると社長。
 「初めて見たときは、こんな細さで大丈夫かと思ったけどな」

 ニヤニヤ。

 ……ん、これ、もしかして、詰んでる?

 「物覚えはいいんですよ」
 「若さだな」

 ニヤニヤ。


 ……どうしましょう。
 僕のアタマは決して良いものではないので、どうしていいのかわからないので、ニコニコしながら相槌を打っておきました。

 別に特にとりわけヤバイ話でも何でもないのですけれども、いじってくる相手の格が全然違います。

 私と今の社長のファーストコンタクトも実はとんでもないことでありまして、たまたまお酒の席で隣になりまして、「君はどうしてこの会社に入ったのー?」と訊かれたのが初めての会話です。
 ちなみに、そのときも詰んだと思いました。


 まあ、そんなこんなで、社会人って大変だなー大人って大変だなーとか思いながら、ビールをグビグビ飲みました。
 酔えませんでした。

 早いところ、年上慣れしないと。


 ところでチーフ、本当に酔っ払いモードに入ったようで「お前はやって行けねぇよー」「お前はバカだー」を繰り返しながら帰って行きました。
 ええ、ええ、僕はそんなチーフが大好きですよ。


 <拍手レス>

 >>本というのは情報授受のやり方のひとつの形であって、それ自体は良くも悪くもないと思うんだがな。
 >>なんで本を読む人が褒められるのか理解できない。ときたまカビの生えた教養主義のくびきを感じてしまうよ。

 >>浅葱君の好きな太宰治も、読書好きの人が書いた二次創作、的な雰囲気が強いよね。
 >>いっつも気になるんだが、世の太宰ファンはどれだけ太宰先生の元ネタに当たってるんだろう。
 >>二次創作の楽しみは元ネタを知ってこそ、とみなしちゃうのは、息苦しいかな?
 >>『ハムレット』を知らないまま『新ハムレット』を読む人は流石にいないだろうけど。

 >>つまり太宰も春樹も伊坂幸太郎も、既存の名作の引用が大好きだから、だからたくさん読書すると褒められるのかなって、、、
 >>・・・・・ごめんね。取りとめがなくなて。

 本を読むことは習慣だと思ってます。
 なので、読書がなんとなく「エライ!」みたいな風潮は、どこかおかしいと思います。
 テレビやネットだけでも、十分やっていけると思います。

 さてさて、太宰治に二次創作的雰囲気、というのは一体どのような部分を指しているのかわからないのですが、元ネタを上手く噛み砕いていると思っています。
 とはいえ、太宰治の小説の元ネタをあまり読んだことがなく、「カチカチ山」 程度なので、なんとも語れないのですが。すみませぬ。

  二次創作、と呼ぶといわゆるキャラクターものの同人誌を思い浮かべてしまうので、そういったものは元ネタを知っておいたほうがいいとは思うのですが、たと えば芥川龍之介の「地獄変」を読むにあたり、「宇治拾遺物語」の「絵仏師良秀」を知っていなければ、というのはそこまでしなくても良いのではないか、と考 えてしまいます。
 まあ、元ネタを知っていたほうが深みは出ると思いますが。

 褒められるか褒められないか、ということになると、また別だと思います。
 村上春樹の「ノルウェイの森」では「魔の山」が登場しますが、知っていれば感じることも増えるかもしれません。しかし知らなくても問題ないと思うのです。むしろ、知っていたからといって誰かに褒められることもそうそうないと思います。
 読書は自分が好きなように行えばいいと思ってます。他者から強制されるものでもなく、読みなくなければ読まなくてもいいと思います。
 読書に対する考え方はこんなものですかねー。
10月 26日 (火) 思い違いは空の彼方

 今日は朝から、いずれやってくる成果発表が嫌だなーとか考えていたら、突然空から成果発表会のネタが舞い降りてきた。
 ヴィヴィッと震えた。嬉しい。

 そんなわけで、綿矢りさの「勝手にふるえてろ」がグサグサと心に刺さるような具合に心震えております。浅葱つくみです。


 さてさて、本日も現場見学。
 ガタコンと電車に揺られること一時間以上。都心から少々離れた場所にある施設の見学であります。
 着いたらすぐ昼食で、昼食終わったら少し話を伺って施設を見学して、そうして上司から「英語大事」というありがたいお話を伺って……

 「帰っていいよ」

 と、まさかの直帰許可。


 おかげで、町田でフリーダムしてきました!
 学生時代はよく遊んだ町田だけれども、最近めっきり行かなくなってしまったもので。
 ああ、なつかし。

 町田といえば巨大なBOOK OFF。
 最近行っていないのだけれども、久々に行ったらやっぱり楽しい。
 高橋しんの漫画を数冊購入し、ラーメンを食べ、ほっくりと帰宅という、なんだか学生時代とあまり変わらない行動を取ってきたのであります。

 とまあ、これだけ書くと、とても平日の社会人とは思えないのだけれども、あながち間違っていないあたりが悲しい。
 一生懸命汗水垂らしている他の人達に申し訳が立たねえ!

 それも前向きに受け取って、明日からまた頑張っていきたいものです。わっしょい。


 ◇ ◇ ◇

 Twitterで呟いたのだけれども、新作小説のネタも浮かびつつあります。

 ファンタジー小説。
 ただそれだけ書かれたノートに、次々とアイデアが書き込まれていくのは我ながらうっとりする時間。

 自分でもこの先どんなものが出来上がるのかわからないけれども、非常に楽しみ。
 さてさて。
10月 25日 (月) 人生を豊かにすることとか言うけれどそんなん人の勝手でしょう、でも僕は本を読む

 「一ヶ月本読まず」52% <読売新聞>
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101023-OYT1T00934.htm

 という、ちょっといつもとは違った試みを行ってみたり。
 浅葱つくみです。

 こういう世論調査の数字に関しては、いわゆる「数字のトリック」が使われている可能性とかも考慮しないといけないので鵜呑みにするのはよくないのだけれども、色々な人と話していると、なんとなくこの数字があっているような気もする。
 ちなみに、漫画や雑誌は含むのか電子書籍はどうなのか、さっぱりさっぱりだけれども、まあそこは置いておきます。

 大事なのは、そんな話ではなく。


 僕の場合。

 本は読めているし読んでいるのだけれども、明らかに学生時代に比べると読書量は落ちたと思う。
 それこそ大学一年生のときは貪るように、という表現が合っている具合に本を読んでいたし、その後も定期的に読んでいたと思う。

 それが、ぐぐんと読書量低下。
 これはいけない。
 なにがいけないって、精神衛生上良くない。

 本にはロマンもあれば夢もあるし、それこそテレビやラジオとは違った素敵な世界があると思う。
 そういったものにずっと触れていたのに、触れる機会が少なくなってしまった結果、外界から情報を得る手段が激減!
 これは辛い。

 読書を趣味と呼ぶことには少々語弊があるような気もするけれど、あえて趣味という言葉を使うならば、趣味を行えていない、ということです。
 テニス好きな人がテニスを出来ていないようなものです。辛い。

 じゃあ、何が原因なんですか?
 と本を読めない理由を探してみると、やっぱり「時間がない」というのが理由。

 甘ったれんな、時間ぐらい捻出しろや! なんて声も、自分の中から聞こえてくるのだけれども、それはそれ。
 なんか不思議と時間がない。
 あ、ポケモンやっているから、とか、そういうのかもしれないけれど、それを除いても時間がない。

 そんなことから積んでいる本がどんどん増えていきます。
 ほとんどが人から勧めていただいた本なので、少々心苦しかったりもします。
 やっぱり、自分がやりたいことを出来ないと苦しいのですね。


 では、時間を捻出してどうにかこうにか読書を行ってみようじゃないか。

 その結果、ちょっと早めに出社して読書タイム。
 これがなかなか楽しい。おかげで最近、ちょっと朝が楽しみに。


 学んだことは、「後ろに時間がなければ前に時間を作ればいいじゃなーい」ってことですかね。
 結構色々出来るものです。


 あと、出世している人はそのほとんどが文化人だと思います。
 本に詳しかったりする人、すごく好き。
 語ろう語ってー。



 今週末は、神保町の古書祭に行ってくるよ!
 京極夏彦を探すたびに出ます。

 目立つだろうなぁ、あの人。
10月 24日 (日) かくも世界とやらは美しくなんたら

 疲 れ た 。


 なんてのっけから魂が口から半分出ておりますが、生きてます。
 むしろ逆に生きていることを実感しています、浅葱つくみです。


 今週はやたら疲れた。
 いや……滅茶苦茶疲れた。
 体力というよりも精神的に疲れたというのか、気を遣いすぎたというか……何と言えば良いのだろうね。
 とにかく、疲れたんだ。うん、まあ、そういう週もあるでしょう。


 人間って面白いものだと思う。
 本当に色々な人がいるし、色々な価値観があるし、色々な行動を取るわけで、そういう人々が集まっていつしかコミュニティが出来てシステムが出来て社会が作り上げられていて。
 そういった誰だって知っているようなことが、ちょっと不思議だなぁって思ってみて、構成しているという意味でギアとなっている人間とやらがとても面白いもののように感じてみたりして。

 対立してみたり、協力してみたり、意気投合してみたり、愛しあってみたり。
 そうやってギアがぐるぐると回って、噛み合って、今日もぐるぐる世界が動いているのが面白い。
 たまらなく面白い。

 その中のちっぽけなギアの自分も、ぐるぐる回っています。
 意味なんてわからんけど、とりあえずぐるぐる回ってみます。
 不思議ですな。

 たまに逆向きに回転するギアにぶつかって摩耗してみたりするけど、他のギアと噛みあうからやってける。
 やっぱり不思議ですね。


 ◇ ◇ ◇


 「信じたものは都合のいい妄想を繰り返し映し出す鏡」

 そんなかっちょええフレーズがヴィンヴィンくる「初音ミクの消失」がついにカラオケで配信されたそうな!
 cosMoたんの曲は絶対カラオケにならないと思ったけれども、公式が動いたらやっぱり強い。もうそんなレベルにまでVocaloidという文化は来てしまったのか、と。

 そういえば最近カラオケに行っていないな。
 行ったとしても、こっち系の曲を許してくれる人がいないな。


 ◇ ◇ ◇

 <拍手レス>

 ありがたいことに前回の日記の反応が多く、今回は3件!
 観ていてくれてありがとうございます。

 さてさて。

 >>>一部ではasagiと名乗ることもあるのですが、音を優先で決めているので、別に浅葱という文字にこだわりはなかったり。
 >>>ならば、「あさぎつくみ」でも別に構わないわけですね。ええ。
 >>ぶっちゃけそのHNを初めて見たときは、「つくねの合間にネギが挟んである焼き鳥串」を想像したよ。美味しそうなHNですよ。
 >>ネギが嫌なら「浅葱」のつづりを「浅黄」にしてはどう?それだと薄黄色と混同されるか。

 お、美味しそう!
 いやーそれはなんとも初めて聞いた感想であります……!
 「浅黄」は、実はもっと嫌なんですよー。音の響きは残るんですけど、色が変わってしまうので。
 「麻木」とか「浅木」とかも変換されるのでHNを考えるときに考えたんですけど、それもやっぱり違うんですよねー。


 >>組織に属するってそう言う物じゃない?
 >>自分の意見や、意志を自由に表現したいのはわかるけどそれを実績のないルーキーが出来ると思うのは違うと思うな

 >>プー如きが知ったような事を言うな、って思うかもだけれどもね

 ええ、その辺りが難しいのだ。組織には色々な人がいるので。
 「現場に行って来い! 見てきたこと学んできた感想・気付きをレポートにしてこい!」と課題を出されたときに上が何を求めているか正しく理解しなければならないしね。
 「改善点を上げてくれ」と考える人もいれば「大人の事情には触れないように」という人もいるし、もちろん「新人は自由に表現しちゃダメだ」って人もいるはず。

 どの辺を妥協点にして着地するか、日々それの繰り返しですじゃ。
 今回は「改善点も上げてくれると嬉しいな」なので、なかなか難しい。


 >>そういえば最近ツイッター上とかでもベースの話をまるで見ないけどどうなの?ちょいと気になった
 時間があるときに、ふらっと自分で楽しめる範囲でやっております。
 今は好きな曲をベンベン弾いてるのが楽しい。

 >>>「あれは言ってはいけない(ハラハラ)」「これも言ってはいけない(ハラハラ)」といるよりも、しっかりと物事を言えたほうがいい
 >>空気が読めないって言われるとか自覚があるってのにその開き直りはどうなんだろうな、と思うよ
 >>少なくとも自分に多少なりとも非があったから結果「空気が読めない」と言われる訳で、それを次に活かさず開き直っていたら結局前と同じ事の繰り返しになっちゃうと思うよ?
 >>自分が正しいと思ったことを貫きたいなら周囲を全て敵に回すつもりで挑んで完全な結果を出してやればいい訳ですよ
 >>世の中完全かつ完璧な結果を常に出し続ける人に周囲の人間全てが文句を言うようなつくりにはなってないはずだしね
 >>ってか会社の上のほうに気に入られてるとかならともかく「新人がいきなり自由に発言できる」ってまずありえない状況だと思うよ?

 確かに。
 というのは、自分の非を認めないと同じことを繰り返す、というところで、そうしないと成長できないってことも痛いほどわかるのです。
 自分が正しいと思ったことを貫いても、恐らくそんなもの間違いだらけだと思う。
 完璧なんて不可能だし、敵ばかり作って行先は孤立だけだとも思う。

 その辺り、反省。

 もういっこ反省。
 「空気読めない」に関しては、表現を大いに間違えてしまったと思う。
 というのは、「お前はKYだ!」って言葉が色々な場面で同じように使われてはいるけれども、どうして使われたのか理解出来ないことの方がほとんどなのです。
 わからないけれども、使われた場合は「黙れ」に近い意味だと思っているので、前回の日記で「空気読めない『人間』」という表現をしたのは大きな間違い。これは本当に申し訳ない。
 あとは、「どういう意味なのか?」と訊かなかった自分も少し悪い。

 言葉を言い換えるならば、「周りを気にしすぎてどうしていいのかわからなくなって行動できなくなってしまうことが多い人間」でしょうか。
 それならば思い切って勇気を持って行動したい。そう思っているのです。
 その結果、間違いを指摘してもらえたら、成長できると信じているので。

 >>ホント社会のしの字も知らない奴がこんな事言ってごめんね
 >>まぁ、つまり間違ったら見直せって事で
 >>見直して次に同じ状況が起こった時に活かせればいいんじゃない?

 >>結局「大人」ってのは自分でその場の状況を把握して考えて動く奴の事だと思うよ?

 まさにその通りだと思う。
 状況を把握して角が立たないように行動できればベスト。
 思ったことを伝えたいならば、別にストレートに「これがダメ!」と言わなくてもいくらでも方法はあることにも気付けたので。

 いやいや、ありがとうございます。
10月 20日 (水) 週一日記!? 

 一週間に一回更新すればいい方なのか?
 もはや良いとか悪いとかではなく、なんとも言えない気持ち悪さだけが残ります。
 浅葱つくみです。

 あまりにもPCで自分の名前を打たないので、麻木つくみと変換しやがりました。反逆です。

 浅葱つくみというHNを使い始めて5年目になりますが、もはや自分のもう一つの名前みたいになっているのが不思議です。
 オフ会的なものに参加しても、「浅葱つくみです」と挨拶できちゃいますし、あさぎさんとかつくみさんとか呼ばれます。不思議ー。
 そうすると、もうちょっと考えたほうが良かったんじゃないかこのHN、とか思ってみたりもしたりしなかったり。


 や、気に入っているんです。

 浅葱色好きだし、あさぎって音の響きも好き。
 つくみってのも、音の響きは大切にしております。

 がしかし、一つだけ気に入らない部分があったりする。
 それは、


 Y葱Y


 5年前「浅葱つくみってHNにするんだ」と言えばこう返ってきたものです。

 「なに、葱って」

 うん、ネギ。
 ネギなんだ。

 浅葱色って色があるのに、この浅葱という単語が読んでもらえないこと読んでもらえないこと。
 このネギの部分は、一番突っ込まれるのですね。
 女の子みたいってのは、中性的な名前がいいかな、と思っていたので問題なし。

 それは置いておいて、ネギであります。

 一部ではasagiと名乗ることもあるのですが、音を優先で決めているので、別に浅葱という文字にこだわりはなかったり。
 ならば、「あさぎつくみ」でも別に構わないわけですね。ええ。

 がしかし、個人的な趣向で名前は奇数がいい、ってのがあるので、平仮名に出来ない。
 「あさぎ月海」でもいいけど、今度はつくみが読めなくなる。

 そんなこんなで、結局浅葱つくみに落ち着いているのだけれども、そのうちHNを「あさぎつくみ」に変えてやろうかしら、とか思っていたり。
 読みは変わらないし、いいじゃんかよー。

 いいのかー(・∀・)?

 ◇ ◇ ◇

 ちょっと毒吐き。

 大人ってなんでしょうね。

 や、研修生ということで現場を見てレポートにまとめて上に提出っていうサイクルを行っているわけですが、そのレポートの内容に本当のことを書くとマズイっていうこの現状が少々気になる。
  たとえば、「働いている人が給料に不満を持っている」とか「危険地帯なのに命綱をつけていない」とか、そういったことの一つ一つは現場と事業所とのギャッ プであり、それを埋めるために自分たちは研修を行っているはずなのに、それは「よろしくないやめてくれ」と言われてしまう。

 正直、僕自身はいわゆる「空気の読めない」人間なのだ。
 大人の都合ってのもあると思う。言ってはいけないことだってそりゃたくさんあると思う。
 だけれども、あれは言ってはいけない、これは言ってはいけない、ということを予め言われてしまうのもどうなのか。
 新人が言いたいことを言えなかったら、一体誰が言いたいことを言うのだろうか。

 どうなのか僕にはよくわからないけれども、「あれは言ってはいけない(ハラハラ)」「これも言ってはいけない(ハラハラ)」といるよりも、しっかりと物事を言えたほうがいい。
 その結果、呼び出し喰らって怒られたとしても構わないと思う。

 でもチキンな俺は何も言わずにただ黙っているだけなのだ。
 これでいいのか、これでいいのか俺?

 だがしかし、口に出すと非常に「空気読めない」のだ。
 それを恐れているのもどうかと思うが……どうしたものか。


 <拍手レス>

 >>>ちょっと考えてみたら、なんだか不思議。
 >>>社会人ってのは、なんかもっと忙しくて忙しくて残業とかばかりで家と会社の往復とか、そんなイメージがあったのに。
 >>みんな騙されるなー!「家に帰るとAM2:00でした」とか普通にあるぞー!てかそんなんばっかだあ!!
 >>まあ時間がないかと言えば、休日はあるけどね。 楽しくないかと言われれば、人間関係良いんで楽しいけどね。

 まあ、確かに会社や業種によって違うと思います。ええ。
 うちの場合、研修期間ということもあって時間外労働厳禁で、残っていると烈火の如く怒られてしまうのです。
 休日って大事だよね、実に大事だよね。あと、人間関係がいいのが一番だよね。
10月 13日 (水) 肝心なところで役立たずな日記

 気がついたら、もう10月も中旬に入ろうとしているじゃないか。
 小説系サイトのはずが、小説だって公開していないし、そもそも前の日記で「今年書けね(・∀・)」とかぶっちゃけちゃったので、もう沈む一方。
 そりゃそうだ。

 さてさて、「連日更新が大事なんだよ、日記を毎日書く事が大事なんだよ」なんて誰もがわかっているけれども、有言不実行な浅葱つくみですが、今は……ビルのお掃除を終えて、相変わらず現場ばかり見ております。

 現場大事ねー。


 ところで、去年の10月1日は内定式でした。
 つまり、内定式で今の同期と出会ってから一年がもう経ってしまったのだ。
 だいぶ人間関係も構築されて、この人は反りが合うとか合わないとか、プライベートでも関われるとか、そういうものも形成されちゃったのだ。
 それらは、去年の今頃からずっと一本の糸が紡がれてきた結果なのだよ。
 同じホテルで同じ釜の飯を食い、週末には遊びに行ってみたりとかね。

 そう、確かに人間関係は構築できました。
 面白いことばかりです。もはや学生のようにみんな仲いいです。今週末には同期会やります。

 ちょっと考えてみたら、なんだか不思議。
 社会人ってのは、なんかもっと忙しくて忙しくて残業とかばかりで家と会社の往復とか、そんなイメージがあったのに。
 ぬるま湯で過保護に育てられているという感じもするけれども、今はまだ、楽しくやっていけています。


 とはいえ、一年前の自分に伝えたい。
 もしくは今の大学四年生に伝えたい。

 「まとまった時間があるのは、今だけなんだぞ」と。


 細々した趣味はできるけど、どかんっ、と大きなことが出来ないのはちょっと寂しいかな。

 とりあえず海外に行きたい。
 ボストンとか良さそう。そのままアーカムシティ行って、インスマウスに行っちゃうんだ。いあ! いあ! くとぅるふふたぐん!



 BUMP OF CHICKENの新シングル「宇宙飛行士への手紙/モーターサイクル」が発売されたね!
 「R.I.P.」以降のBUMP楽曲が好きで好きでたまらないのだが、今回の曲4つはどれもすごく好きになれる曲でした。

 「宇宙飛行士への手紙」は、歌詞がすごくいい感じ。幸せになれる曲ってこういう曲か、と思った。
 解釈は色々あると思うんだ。死別、双子、出会い、結婚、そりゃまあ、なんでも言えると思うよ。でもまあ、ああじゃないかこうじゃないか、と語るのは置いておきましょう。
 とりあえず、自分が感じたことだけ。

 時間は前に向かって一つの方向に進みます。
 過去の自分が今の自分に影響を与えていることも疑いようがないでしょう。
 しかし、今の君と出会っても、昔の君を知ることは出来ない。何故なら知ることが出来るのは言葉だけだからさ。

 ……なんて言うとすごく切ないのだけれども、だからこそ生まれるのは一緒に君と未来を作っていこうよ、というすごく前向きなメッセージ。
 いつか別れが来るかも……なんていうほんのりと漂う切なさとか怖さはあるけれども、今が未来をずっと照らしてくれるってあたり、すごく幸せで、すごく暖かいことだと思うんだ。

 歌詞のストーリー性も見事だし、さらにそこから浮かんでくる視覚的効果も素敵。
 「死ぬまでなんて嘘みたいな事を 本気で思うのは 生きようとして 生き抜いた 稲妻を一緒に見られたから」の部分とか、ジャケットの効果も相まってヤベェヤベェ。

 「R.I.P」と結構通じることもある印象。
 愛してるだの好きなんだ、を全力で叫ばなくても伝わる暖かさってのを感じる曲だと思うんだ。きゅんきゅん。


 「モーターサイクル」は、昔のBUMPっぽい応援ソング。
 なんつーかね、叩きつけるようなメッセージだね。とりあえず生きろと、うん。

 おしまい。

 ……ではあまりにひどい。
 でもこの曲についてはあまり言えない。すごく好きな部類に入るんだけれども。

 とりあえず生きようよ。


 「good friends」は本当にぴったりと僕の中にハマった曲。
 「きっとさ 仲良くできると思うんだ」ってのは、なんとも言えないけれども、今の自分にシンプルにハマってくるような。


 さて、問題曲「油」
 曲名は聴いてから知った。というか、今知った。
 ひどい曲名だ。

 最近の隠しトラックへの気合の入りようはなかなか深いものがあるけれども、今回もまたいつにも増してはっちゃけておりますな。
 いいメロディだけど、もうね、歌詞が怪しい怪しい。違うだろ、大事なのはそこじゃないだろ、って……いや、でもこの切り口は新しい、なんて、そんな曲。
 うわぁ、全然レビューにもなってないし感想にもなってねぇ。

 「Don't be afraid お前を守る油膜になるから たとえ どんな雨が降ったとしても 落ちない油膜を張るから」イイハナシダナー。
 「でも限界まで染み込んだら ふやけて面白いわ ありがとう」イイハナシダッタノカナー?


 総じて。

 マジ、素敵なCDだったと思います。
 ほとんど「宇宙飛行士への手紙」の素敵曲っぷりに持っていかれてしまっているのだけれども、すべての曲が本当にいい曲だと思う。

 「R.I.P.」と合わせて聴きたいですな。

戻る

HOME